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事業紹介
[科目紹介]
◇パン菓子製造科
いろいろなパンや菓子を作る知識や技能を学び、食品を作る楽しさやむずかしさ、責任を学びます。
基本的な安全衛生や、食品製造に必要な食品衛生、機械・器具操作上の安全管理などの技能も身につけます。
作業の正確性や手際の良さ、スピードなどを身につけ、修了生はいろいろな職種で活躍しています。
対面販売実習を通じて、接客に必要なマナーも養います。
おいしいお菓子を作るためには、正しい計量と正しい手順が大切。
フィナンシェづくりではバターのこがし具合がポイントになります。
いろんな種類のクッキーやフロランタンなど、たくさんの種類のお菓子を製造します。
クリームパン焼成前仕上げ
カスタードクリームを包んだ生地を、1時間ほど発酵させたらふんわりと膨らんできました。
写真の作業はハケで卵をぬっています。こうすることで、つやのある香ばしい色に焼きあがります。
食パン、菓子パン、フランスパン、デニッシュ、調理パンなど、いろいろなパンを製造します。
◇園芸科
種まきから日々の管理、出荷前の手入れなど、品質の良い花苗を育てるために必要な知識や技能を学びます。
日々の管理では同じ作業を繰り返すこともありますが、その経験が粘り強さに繋がります。
自分の管理する花が元気に大きく育つ体験は、うれしい気持ちと訓練へのモチベーションを高めます。
注意力や責任感、粘り強さなど、多様な職種に対応できる力を伸ばします。
対面販売実習を通じて、接客に必要なマナーも養います。
苗の植え替え
種をまき、発芽した苗を一つ一つプラ鉢に植えかえます。
強く引くと根が切れてしまいます。また、深く植えすぎても育ちが悪くなり、浅すぎると
たおれて育たないなど、この作業にはていねいさが必要です。
元気な花に育てる大切な工程なので、みんな集中してがんばっています。
日々草の管理作業
種まきから3か月くらいかかりようやく花が咲き始めました。
管理作業では新しい花がたくさん咲くように古い花を切り取ります。
また、きれいな花を楽しんでもらえるように、出荷前には形を整え、傷んだ葉などを
ていねいに取り除きます。
◇グリーンハーベスト科
果樹や野菜の栽培に必要な技能と知識を習得するほか、畑や温室の環境保全についても学びます。
太陽の光を浴びながら、自然に触れ、農作物を育てる喜びを感じていただけるとうれしいです!
質の良い野菜を育てるためには、野菜の育ち具合や天候、害虫など、毎日丁寧に観察をして変化に
気づくことが大切です。観察力や注意力が養われます。
作業風景 大きく育った野菜
畑に種をまいた後や野菜の苗を植えた後は、温度や水の管理が必要です。
黒いビニールをかける作業はマルチングと言って、土の湿度や温度を保つためでもあります。
毎日ていねいに管理すると数か月後にはおいしい野菜が収穫できます。
管理機を使ったウネたて
野菜作りは土づくりから。
畑の土に肥料を混ぜ込み耕したあと、管理機という農機具でウネを作ります。
写真はその練習の風景、農業では初めてのこともたくさんありますが、少しずつ経験して
身につけていきます。
[その他の取り組み紹介]
◇就労技能の向上
各科の知識・技能の習得以外に、次のような領域でのトレーニングを行い、就労に必要な技能全般の習得をめざします。
・働くための生活習慣・体力
・服装などの身だしなみ
・職場で必要なコミュニケーション能力
・職場ルールの理解・遵守
・社会マナーの理解
・多様な職種の理解
・履歴書や経歴書の作成、面接技能
◇職場実習
実技訓練以外にも、実際に企業などの現場で実習を行い、働くことを体験していただきます。
実習に入る前の準備や、実習先での作業指導、周りの従業員さんとの関係調整なども行います。
◇職場定着支援
就職された職場で長く活躍できるように、職員が定期的に職場を訪問したり、電話で職場での様子を確認したりします。
ご本人や企業が問題を抱えているときにはいっしょに解決します。
また、障害者就業・生活支援センターや相談支援事業所などの関係機関と連携を取りながらサポートします。
[受講にあたって]
◇訓練期間
4月から3月までの1年間です。
◇入校選考試験
・受講希望の方には、入校選考試験を受験していただきます。
・募集についてはハローワークが窓口となります。
(例年11月頃に募集開始、12月初旬に選考を行っております)
・応募資格
療育手帳を所持されている方、または、公的機関で知的障がいを有すると判定された方
◇見学・入校相談
見学や入校相談はいつでも可能です。
日程調整をさせていただきますので、箕面キャンパスまでお気軽にお電話ください。
大阪INA職業支援センター 箕面キャンパス TEL:072-729-7021