かつらぎ

「かつらぎ」が開所し１年が経過しました。

今年度は、新たに３０人定員のグループホーム「ゆう」が組織に加わりました。

昨年１年の立ち上げに続いて、忙しい日々が続きますが、自分たちの事業所を作り上げていくという、

こんな充足した仕事ができる機会はもうありません。

かつらぎ職員全員で皆様から信頼される施設にしていきたいと考えています。

社会福祉の事業所は大きな使命を持っています。利用者の方に「充実し安心していきがいの持てる人生を送ってもらう」

それが我々の果たすべき使命だと考えています。

今年度の「かつらぎ」の大きな支援方針は、安定した事業所運営と利用者満足度の向上です。

支援につきましては、各事業のサービス管理責任者を中心に個別支援計画を基本とした支援を行います。

経験だけで支援するのではなく、根拠をもとにした支援、利用者の方の特性をよく理解し、アセスメントをしっかり行い、

情報を共有しチームで支援力を向上していきます。

また、昨年以上に楽しみの機会を多く持てるよう創意工夫を凝らした行事や余暇を実施したいと考えています。

併設する就労継続支援Ｂ型「もっと」では、安定した作業を通して、働くことの意欲向上と工賃が保証できるよう支援を行います。

グループホーム「ゆう」では、高齢になっても地域で生活していけるように、

また、個々の生活の質の向上に向けて、関係機関及び家族と連携を図り支援を行います。

まだまだ心もとない「かつらぎ」ではありますが、ご利用者の方・ご家族・後見人の皆様に「かつらぎ」

を利用して本当に良かったと言っていただけるよう全力を尽くしたいと考えています。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 かつらぎ施設長　山田　忠男