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丘のうえから

つながる支援をめざして 「こども発達支援センターSunより」

平成30年6月4日

地域生活総合支援センターきらら(以下「きらら」)は改築、再オープンしてから1年が過ぎました。きららでは、河内長野市を拠点に多機能事業(生活介護、就労移行支援)、グループホーム、こども発達支援センターSun、こども発達支援センターmum、相談支援センターかーな、南河内南障害者就業・生活支援センターの7つの事業を行っています。

「こども発達支援センターSun」は、現在、富田林市市民会館で、南河内在住の発達障がい児対象に、幼児や小学生の個別療育だけでなく、新たに中高生へのグループ療育を始めています。

幼児だったSunの利用者さんも高等部を卒業し、今年度から生活介護を利用していただくことになりました。慣れない生活に戸惑っている利用者さんに対し、Sunもいっしょに考え連携をしながら支援にあたっています。

 

きららで行っている7つの事業の利用者さんは2歳から70代と年齢も幅広く、サービスの実施地域も事業によっては南河内全域としているなど、ライフステージや地域を超えて縦横に支援を展開しています。それぞれの事業の特長を活かし、利用者さんの発達ニーズやご家族の願いを一緒に実現していく、そんな「つながる支援をめざす『きらら』」となれるよう、 これからも色々な人たちと協力して支援していきたいと思います。

地域生活総合支援センターきらら


春をよぶみんなのコンサート

平成30年5月21日

 地域生活総合支援センターいまは開所して3年目を迎えた事業所です。昨年度末には、『春をよぶみんなのコンサート』にいまとして初めて利用者、職員合わせ総勢64人が出演しました。

この『春をよぶみんなのコンサート』は守口市、門真市、交野市、四条畷市、大東市、枚方市の福祉施設・事業所や支援学校が協同して準備を行い、「地域で障がいがある仲間たちにひと時の楽しみを」という思いで開催しており、歌やダンスなどを披露し、第28回を数える歴史ある大きなイベントです。

このイベントに出演することには少し不安もありましたが、練習を重ねることで一体感や自信が生まれ、当日を楽しみにする声が利用者から聞こえるようになりました。また、職員は利用者の頑張る姿に応えようと、衣装製作等に試行錯誤し、本番を迎えました。

当日、利用者の緊張した表情も、音楽が流れるといつもの明るい表情に変わり、元気いっぱい踊ることができました。このような瞬間に携わった職員は、「人と人」とが関わる仕事の素晴らしさを感じています。

終了後、多くの利用者が「出演してよかった!」「楽しかった!」と話されて、新しい第一歩を踏み出し、利用者・職員にとっても本当に良い経験となる機会となりました。

 

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地域生活総合支援センターいま

 


2年目「かつらぎ」スタート!!グループホーム始めました。

平成30年5月7日

 平成29年4月、桜の満開とともに「かつらぎ(障害者支援施設)」が開所して1年が過ぎました。開所当時は、ゆっくりと桜を見る余裕もなく、慌ただしく日々を過ごしていたのを思い出します。1年が経過する中でユニットの生活も安定し、日中活動の場からは、日々元気な利用者の方の笑顔が多く見られるようになりました。年度後半には、ユニットや「もっと(通所・就労継続支援B型)」において、会食を兼ねた行事やバスツアーなども実施できました。

開所初度かつらぎが力を入れたことは、個別支援と、ご家族様との関係づくりです。個別支援では、利用者の方の特性を考慮して、見通しを持つためのツールや、日常の生活に楽しみが増える企画を模索し、積極的に取り入れました。また、ご家族様には、定期的な機関紙の発行や、普段からの関わりを通じて、利用者の方の日頃の様子を知っていただくことを心がけました。公聴会や試食会以外に各ユニットでの家族懇談会も開催し、多くの方に参加して頂きました。

 

今年度からは新たにグループホームの運営をすることになりました。地域で生活をされている利用者の方には、これまでと同様に安心で安全な暮らしを守り続けていきます。かつらぎは利用者の皆様と一緒に、これからも力強く成長を続けます!

かつらぎ