丘のうえから
「18歳の春」を迎えます
平成30年1月22日
今春、しいのき寮では7名(男性5名、女性2名)が、支援学校高等部を卒業して「18歳の春」を迎えます。ご卒業、おめでとうございます。進路は、2名が生活訓練施設、1名が成人施設、4名がグループホームをめざしています。卒業生の皆様は、将来の生活に不安があると思いますので、関係機関が協力してサポートします。一般就労をめざす人は企業実習をします。グループホームを希望する人は、自活訓練棟を利用して訓練します。さらに、めざすところへの見学や体験利用を通して、進路先を決めていきます。この1年間色々な取り組みを行い、大きな決断をしていかなければならないのは、本人にとって本当に大変なことだと思います。選択肢はそれほど多くありませんが、自分で決める体験、経験が自信につながることを信じています。これから地域生活を歩み始めるしいのき寮の子どもたちが、のびのびと成長することを願っています。
しいのき寮
すぎのき寮&しいのき寮 児童寮の連携体制で活性化
平成30年1月8日
明けましておめでとうございます。
すぎのき寮は、昨年4月に成人の利用者の皆様が新施設の“かつらぎ”と“にじょう”に移られ、児童定員30人、成人定員10人の入所施設として、再スタートを切りました。
4月当初は、男女二棟でスタートしましたが、7月途中より一棟に統合し、空いた一棟を利用して、10月16日から年少児童棟として運用を開始しました。
それに伴い、主に小学生の利用者をすぎのき寮で支援し、卒業後は、しいのき寮に移行するといった流れとしました。(障がい特性によっては、すぎのき寮での支援を継続していきます)。そうすることによって、年齢の近いグループ構成が可能となり、支援の幅が定まり、互いが良好な刺激となって、共に成長しあえる環境となることを期待しています。
このように、すぎのき寮、しいのき寮で連携しながら支援を行っていく体制を構築していきます。
年少児童棟が開所して3カ月が経過しました。子どもゆえ、些細なことでの喧嘩は日常的に見られますが、活気ある集団としてまとまりつつあります。家庭的な雰囲気を大切にし、「明るく、楽しく、笑顔」をモットーに、皆さん基本的な生活習慣の獲得を目指しています。
すぎのき寮
わくわく ドキドキ わくわくクラブ
平成29年12月18日
こども発達支援センター青空(そら)は、自閉症及びアスペルガー症候群など、発達障がいのこどもとご家族を対象に、個別専門療育や研修、相談支援などを行っています。
今回ご紹介する取り組みは、大阪府立稲スポーツセンターが実施する身体活動プログラムアドバイザー事業を活用し、スポーツセンターと青空の共催で月1回開催している、就学前のお子さんを対象にした運動プログラム「わくわくクラブ」です。
広い場所で思いっきり体を動かすことは青空では難しいですが、稲スポーツセンターの大きな体育館を利用することで、普段の療育ではできない活動に取り組んでいます。青空で取り組んでいる写真つきスケジュールや足型を使って順番に並んで待つことや、終わりカードで終わりを提示するなどの視覚支援を取り入れて、分かりやすく、見とおしを持って活動しています。
プログラム内容は元気に体操で始まり、かけっこやハードルを飛び越えながら走ったり、バランスボールやフラフープを使った楽しい運動を行っています。
大玉を元気いっぱい転がしてわくわく、平均台を十字に重ねたシーソーを歩いてドキドキ、そして、最後は大きなトランポリンで大ジャンプ! 笑顔いっぱいで楽しんでいます。
これからも、わくわくドキドキ楽しい時間を提供していきます。
明光ワークス