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丘のうえから

一人ひとりに合わせた暮らしの実現に向けて

令和元年11月5日

 

  かんなびのさとは、事業団のなかで、唯一介護保険制度に則った施設として12年目を迎えています。そのなかで、昨年他法人のユニット型特養を見学する機会を得て、改めて「ユニット型特養」の意味を考えていこうということになり、早速有志を募り「ユニットケア推進委員会」が立ち上がりました。

 今は「施設」であっても我が家のように落ち着けるよう、創意工夫に富んだ「設え」と、個別ケアを進めるツールとして、24時間シートの作成に取り掛かっています。

 これまでにも入居者一人ひとりの介護の状況は、アセスメントシートとして作成してきました。さらに、24時間の時間軸でその方の生活リズムを把握し、ご本人の希望、ご自身でできること、必要なサポートなどを書面にしています。これにより職員間の情報共有ができ、統一したサポートや入居者の方の変化に気づきやすくなります。

 このように、これまで当たり前と思っていたケアを、もう一度「個別ケア」の基本を見直しすることで、一人ひとりの心地よい暮らしの場の実現に向けて一歩ずつ歩みを進めています。    

★我が家のような玄関に変身         ★共同生活室の中の畳スペースで足を伸ばしてゆったり

 

かんなびのさと