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丘のうえから

コロナに打ち勝つ!

令和3年2月8日

 

 

 

 日本国内で初めて新型コロナウィルスの感染者が判明したのが、令和2年1月16日でした。その後約1年で世界の累計感染者は1億人を超え、コロナが世界の生活様式を変えたとまで言われています。

 事業団におけるコロナ禍の1年を振り返りますと、同年1月31日に職員に向けて以下の通知を出しました。

 

「事業団職員の皆様へ

 中華人民共和国湖北省武漢市等において、新型コロナウィルス関連肺炎が発生しています。国内においても1月30日現在で14名の方への感染が確認されており、関西では奈良県・大阪府・三重県・京都府で各1人の方への感染が確認されたところです。また、14人中2人の方については、発熱等の症状がみられなかった方も含まれています。一方、日本での感染者は、奈良県のバス運転手の方に続いて計4人目となり、人から人への感染が確認されたところです。(以下略)」

 

 最初は人から人への感染は不明と報道されていた新型コロナウィルス感染症ですが、この時期に人から人への感染が判明し、その後の拡大の兆しがあったと言えます。

 法人の取り組みとしては、厚生労働省等の通知に基づき感染予防の徹底を図るとともに、4月1日には「緊急事態対策会議」を立ち上げ、衛生物品の確保や感染が発生した時の対応策等法人トータルで対策を検討し、実施してきました。

 この1年間全国の高齢者施設等でクラスターが発生しました。事業団においても多種多様な事業を府内各地で実施していることもあり、残念ながら複数の事業所で感染が発生しました。現場では対策本部を立ち上げ、通所事業を休止したり、慣れない防護服を着ての感染者支援にも尽力して頂きました。本部においても、対策会議を都度開催し、現場との連携や、応援職員の調整等の対応を行ってきました。

 そういった皆様の努力もあり、当事業団においては、幸いクラスターは発生していません。これも、各事業所や職員の皆さんが、日頃からの感染予防やすみやかな対策を取って頂いた結果だと思っています。

 緊急事態宣言の1か月延長が決まり、まだまだ先が見えない状況ですが、ワクチン接種のスケジュールが具体的に示されるなど明るい兆しもあります。

 「明けない夜はない」と言います。

 引き続き感染予防に努め、コロナに打ち勝ち、また以前の日常を取り戻すことができるようにしたいものです。

 


事業管理室