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丘のうえから

思いを胸に

令和3年2月22日

 

 

 

 新型コロナウイルスの感染が広まりを見せたことにより、各事業における活動は水際対策に軸足を置かざるを得ず、縮小や廃止、中止といったネガティブな結果が重なったことで参加を楽しみにされていた方には心苦しい状況があったかと思います。生活介護では季節ごとの行事等がありますが、これまでのような形態での実施は見直しを迫られました。

 そのような状況の中で、例年11月に実施しているあいまつりも当然中止となりました。しかし、あいまつりの中止に対して、「あいまつりがしたい」という多くの利用者の声があり、また、支援者もこれらの声、期待に応えたいという、お互いの思いが重なり合い、企画したものが「気軽に集まれる公園のような場所」をイメージした「あいパーク」でした。感染症対策に加え半日限定で入れ替え制という、従来とは異なる実施形態ではありましたが、アトラクション、写真撮影、映像等、これまでのあいまつりとは異なる出し物としたことで、目新しさが前面に出され利用者にとっては新鮮な体験だったと思います。

 利用者の思いが支援者の原動力となります。ひとつひとつの思いを感じ取ろうとする感性を育て、大きな力に変えられるよう今後も励んでいきたいと思います。

 

 


地域生活総合支援センターあい