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丘のうえから

「大阪狭山市発達障がい児等支援事業 手をつなGO!について」

令和6年9月9日

 

 

 大阪狭山市発達障がい児等支援事業「手をつなGO!」は、「コミュニケーションがうまくとれない」、「気持ちがなかなか切り替えられない」などで困っておられる子どもとその保護者の方が対象で、日常生活や学校園生活をより快適に過ごせるよう、専門的な療育や相談の場を提供することを目的に平成22年度から大阪狭山市より事業を受託しています。

 

 療育では小学3年生までの子どもが概ね2週間に1回保護者同伴で1年間通い、家庭や保育所・幼稚園・学校と連携しながら、個々に応じた取り組みを行っています。

 療育に来られている方以外も中学3年生までを対象に、子どもが家族や地域の人たちとともに、より豊かに暮らせるよう、児童生徒等関係者に相談を行っています。子どもの関係者の多くはご両親ですが、祖父母や保育園等、学校関係者、通われている習い事の先生、放課後等デイサービスのスタッフ、近所の人まで多岐に渡る方からの相談があります。

 また、平成31年度より、ペアレント・トレーニングを行い、子育てに不安をもたれている保護者の方とともに子どもの行動を理解し、どのようなかかわりが効果的かを具体的に学び、より良い親子関係づくりを考えられるよう取り組んでいます。

 

 少しずつですが、大阪狭山市の中で「手をつなGO!」が認知されてきて、市内の方から「子どもの発達のことで気になったらGO!に相談を。」と保護者や先生からの口コミで相談に来られる方が増えています。今後も、保護者の方が子育てを前向きになれるよう、寄り添った療育や相談に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「手をつなGO!のロゴ」              「手をつなGO!で使用している教材」

 

 

※手をつなGO!は、児童発達支援事業等の事業指定を受けておらず、委託料のみで事業を行っています。そのため、利用者は障がい福祉サービス受給者証の申請なしで療育、相談等のサービスを受けることができます。

 

 

 

 

こども発達支援課