丘のうえから
リハビリテーション
平成28年12月19日
茨木市立障害福祉センターハートフルのご利用者は、地域社会で円滑に生活するために、四肢の機能訓練やコミュニケーションの練習、社会復帰のためのADL向上を目的にされています。その支援者、家族も、「自分らしさ」を失わない地域生活の方法を探して、ハートフルで勉強会や会議をされています。ここ、ハートフルは、身体的にも社会的にも「リハビリテーション」を求めて集う施設であるといっていいでしょう。
ハートフルでは理学療法士、看護師、介護福祉士等の専門職を中心としたスタッフが、支援サービス(地域活動支援センターⅡ型・生活介護)を提供しています。貸し館等の受付には、手話に長けたスタッフもいます。我々支援者は、障がいのある方、ご家族の持っている「力」を信じて、自立したいという思いで頑張る皆様をチームでサポートします。指定管理者として指定されて5年目を迎えようとしているところですが、利用者の皆様が地域で活躍されることを願って、これからも、全力で「リハビリテーション」のお手伝いをさせていただきます。
平成28年ハートフル作品展より
茨木市立障害福祉センターハートフル
ともいき
平成28年11月21日
去る11月12日(土)~13日(日)に、堺市にある国際障害者交流センター(通称「ビッグ・アイ」)で、第14回『共に生きる障がい者展(通称「ともいき」)』が開催されました。当法人は、「障がい者作品展」会場の入口正面、ベストポジションにブースを設け、利用者が製作した手作りで温かみのある作品を展示・販売しました。
来場された多くの方からは、利用者の思いのこもった作品を手に取り、時には‟なでなで”しながら、「かわいいね~」「きれいね~」「細かく編んでるね~」と好印象。
しかし、財布にはなかなか手が伸びず…。そこに、「昨年もこれ(手編みのマット)をここで買ったのよ。すっごく肌触りが良いのよー。ほら、触ってみ、ほら、あんたもひとつ買いーや、ほら」とお連れの方へ勧めてくれる大阪のおばちゃんパワー全開のお客さんが現れ、結果大盛況のうちに終わりました。色とりどりの作品の中から、迷いに迷い、2つお買い上げいただいた方もいらっしゃいました。
ご来場いただいた皆様、作品をご購入いただいた皆様ありがとうございました。今後も、展示・販売する機会を増やし、利用者の皆様の笑顔向上・意欲向上・工賃向上できる仕組みづくりを進めます。
事業推進課
就労に向けて先輩に続け
平成28年11月7日
就労移行支援は、利用者が2年の内に就職を目指す事業です。
これまでじょぶライフだいせんでは、「1年間で定員の半数の利用者に就職していただく」を目標にしてきました。開所後、9年間で145人が就職し目標を達成してきました。10年目ともなると、同じ企業に複数の方を雇用していただくケースが増えてきています。そういった企業が、新しい事業所や店舗で雇用を拡大する際、「希望者はいませんか?」と、求人票を出す前に声をかけてくださいます。
先日、レストランチェーンの企業から、2店舗で障がい者雇用を考えているという連絡をいただき、2人の利用者がエントリーし、実習から判断していただくことになりました。この企業には、既に4人の方を雇用していただいています。
高齢者施設、給食関係、ドラッグストア、スーパー、工場など、複数の方を雇用していただいている企業は年々増えています。これも先に働いた先輩たちが頑張って良い評価をいただいているおかげです。昨年度は17人の方が就職し一人も離職していません。
堺市就労移行事業連絡会では、就職者を表彰するイベント(堺市就労移行フェスティバル)があります。今年は11月5日にありました。現利用者にも参加していただき、昨年度に就職した先輩たちの頑張りを一緒に称え、先輩に続けと目が輝いていました。
じょぶライフだいせん