丘のうえから
新たな環境で・・
平成28年2月22日
くすのき寮の生活介護は、生活棟をもとにした5つのグループで活動しています。利用者それぞれに「これは好き」「ここが好き」と好みの活動メニューや空間があります。
歩行や体操、音楽、糸くり作業、畑作業、刺繍やちぎり絵、職員手作りのゲームなど様々に組み合わせ、プログラムを提供しています。お話の会、絵画、ハンドベル演奏などボランティアの方にも多く来ていただいています。畑作業では、ちょっとしたスペースを利用して花や野菜を育てています。除草作業や水やりをしながら「きれいだな」「大きくなったなー」と成長を見守り、収穫した野菜は昼食に添えていただきます。
今、事業団では新しい施設やグループホームの建設が急ピッチで進んでいます。くすのき寮利用者も来年度、再来年度には、全員がグループホームや新規施設に移行されます。それぞれが安心して新しい生活に移れるよう、好みのプログラムや支援のノウハウなど移行先の職員としっかりと情報交換したいと考えます。
新しい環境で、少し緊張しながらも生き生きと活動する一人ひとりの姿を思い浮かべ、その一角に季節の草花や野菜が顔を出していたら楽しいだろうなと想像しているところです。
くすのき寮
事業団で最も海に近い事業所
平成28年2月15日
ワークさつきは、泉大津市に在り徒歩20分程度で海を眺めることが出来る立地にあります。
昨年の10月29日には一般貨物船の新造船見学会にご招待をいただき、利用者の方達と一緒に見学しました。
利用者の方達は、これまで長距離散歩で海まで行き貨物船やフェリーを見ることはありましたが、船に乗ることははじめて、貨物船とはいえ真新しい船の貨物倉や居住区は新鮮であり、特に甲板から見る景色は最高で利用者の方達はとても満足していました。海に近いと色々楽しいことがいっぱいです。
しかし、海に近いということは津波が心配です。そこでワークさつきでは、津波を想定した避難訓練を毎年1回行っています。また、今年度は、11月5日午前10時の「緊急地震速報訓練」・10時3分の「津波避難訓練」の訓練放送を合図に泉大津市の津波避難訓練にも参加しました。
これからも海を活かした余暇支援、津波等の災害を想定した訓練を継続し、利用者の方達が安全で安心できる事業所にしたいと思います。
ワークさつき
一丸となって
平成28年2月8日
「地域生活総合支援センターいま」は、平成28年4月に守口市に開所する新しい事業所です。
利用者の方の「今」を大切にしたいという思いと、家族団らんの「居間」のように和らいだ空間を提供できるように「いま」と名付けました。
事業団では現在府内に18の事業所を展開していますが、守口市がある北河内は新しい地での事業所立ち上げであり、市の説明、地域住民への説明、利用者募集等々時間をかけて行ってきました。また、早く地元に溶け込むことが出来るよう、地元のお祭りに参加させて頂いたりしています。
今は利用予定の方々の状況や希望を聞き、4月からどのような支援を組み立てて行こうかと毎日話し合いをしているところです。
立ち上げ業務に関わる企画課では、平成28年4月開所に向け、「地域生活総合支援センターいま」以外にも2つの事業所「障害者支援施設こんごう」、「地域生活総合支援センターワークくみのき」の開所に向け最終準備に入っています。利用者調整や備品購入、工事の打ち合わせ、補助金申請等々共通する業務も多く、情報共有をはかり、協力しながら業務を進めています。
各事業所の利用者の皆さんが、安全で安心して利用していただける事業所となるよう、また、地域の皆さまにもこの場所に事業所ができて良かったと思っていただけるように、チーム一丸となって頑張っています。
企画課