丘のうえから
表に出ない美学
平成30年6月18日
どんな組織でもそうかもしれませんが、総務と聞くと「そもそも何をしているところなの?」「言われたことをこなしているだけでしょ!」と思われている部署だと思います。そこで実際に総務という意味を調べてみました。「全体の事務を処理する人・職」と記載されています。初めて調べましたが、どこにも具体的に書かれていない悲しい現実がありました。実際の業務と照らし合わせても、間違っていないので痛いところを突かれていますが、それはそれで幅広く多くのことを取り扱っていることだと感じました。
花形のスター選手のようにチームの顔として表に出ることを目指しておりません。このチームになくてはならない存在としてチーム全体を支えていけるよう、そつなく何なりとこなす渋い選手を目指しております。
その為には、業務の効率化を意識して、同じ業務でも今まで以上の成果がでるよう課員全員で知恵とアイデアを出し合い、日々成長していくことが大切だと考えています。
急にスポットライトを当てられると照れてしまう総務課ですが、これから50年、100年と事業団が発展していけるよう、しっかりと後ろからサポートしていきたいと思います。
総務課
つながる支援をめざして 「こども発達支援センターSunより」
平成30年6月4日
地域生活総合支援センターきらら(以下「きらら」)は改築、再オープンしてから1年が過ぎました。きららでは、河内長野市を拠点に多機能事業(生活介護、就労移行支援)、グループホーム、こども発達支援センターSun、こども発達支援センターmum、相談支援センターかーな、南河内南障害者就業・生活支援センターの7つの事業を行っています。
「こども発達支援センターSun」は、現在、富田林市市民会館で、南河内在住の発達障がい児対象に、幼児や小学生の個別療育だけでなく、新たに中高生へのグループ療育を始めています。
幼児だったSunの利用者さんも高等部を卒業し、今年度から生活介護を利用していただくことになりました。慣れない生活に戸惑っている利用者さんに対し、Sunもいっしょに考え連携をしながら支援にあたっています。
きららで行っている7つの事業の利用者さんは2歳から70代と年齢も幅広く、サービスの実施地域も事業によっては南河内全域としているなど、ライフステージや地域を超えて縦横に支援を展開しています。それぞれの事業の特長を活かし、利用者さんの発達ニーズやご家族の願いを一緒に実現していく、そんな「つながる支援をめざす『きらら』」となれるよう、 これからも色々な人たちと協力して支援していきたいと思います。
地域生活総合支援センターきらら
春をよぶみんなのコンサート
平成30年5月21日
地域生活総合支援センターいまは開所して3年目を迎えた事業所です。昨年度末には、『春をよぶみんなのコンサート』にいまとして初めて利用者、職員合わせ総勢64人が出演しました。
この『春をよぶみんなのコンサート』は守口市、門真市、交野市、四条畷市、大東市、枚方市の福祉施設・事業所や支援学校が協同して準備を行い、「地域で障がいがある仲間たちにひと時の楽しみを」という思いで開催しており、歌やダンスなどを披露し、第28回を数える歴史ある大きなイベントです。
このイベントに出演することには少し不安もありましたが、練習を重ねることで一体感や自信が生まれ、当日を楽しみにする声が利用者から聞こえるようになりました。また、職員は利用者の頑張る姿に応えようと、衣装製作等に試行錯誤し、本番を迎えました。
当日、利用者の緊張した表情も、音楽が流れるといつもの明るい表情に変わり、元気いっぱい踊ることができました。このような瞬間に携わった職員は、「人と人」とが関わる仕事の素晴らしさを感じています。
終了後、多くの利用者が「出演してよかった!」「楽しかった!」と話されて、新しい第一歩を踏み出し、利用者・職員にとっても本当に良い経験となる機会となりました。
地域生活総合支援センターいま