丘のうえから
在りし日の職員を思いながら
平成27年8月17日
先月、当事業所の優秀な支援員を亡くしました。前日まで勤務していたのに…。当日朝の突然の電話はご家族からでした。取り急ぎ病院に駆け付けましたが、集中治療中のため会えず、その日の二回目の連絡が訃報となりました。お昼過ぎまでのあっという間の出来事でした。今は静かに心よりご冥福をお祈り致します。
何よりも日頃支援されていた利用者の反応がとても大きかったことから彼の実直な仕事ぶりが窺えます。人は、居なくなってからの方が、その人の存在の大きさや価値がわかるものだと思います。人事異動や配置転換でも、後任者には、前任者の仕事観や在任中に注力したところが散見できます。我々も後世に立派な足跡を残すための努力を怠らないようにしなければと思います。それができるのは、現役だけなのですから。
そのためにも、いつまでも立ち止まっているわけにはいきません。今は事業所として、新しい一歩を踏み出す時です。まずは、この原稿を投稿すると、彼が残してくれたものを大切にしつつ、あの日のままになっている支援室の歩行訓練担当の彼の写真をしまおうと思います。
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