丘のうえから
職員全体研修
平成27年12月28日
私達の事業所は、共同生活援助事業(グループホーム)、居宅介護事業(ヘルパー派遣)、相談支援事業、グループホーム等移行支援事業の4事業を実施しています。
全従業員数は、107名で、グループホームの世話人、ヘルパーについては、79名となります。半数以上の職員が常に管理者が管理できない場面で仕事をしています。管理者が近くにいない事で、様々な場面において「伝える」が必要となります。
職員それぞれの情報の共有や伝達が的確かつスムーズに行えることを目的とし、3年前より、職員全員で行う研修会の実施を始めました。職員107名全員参加の研修で、年に3回実施しています。テーマについては、全職員にアンケートを実施し、そこで多かった意見を参考に、講師の選定、研修の形態を決めて行います。
今年度は、7月に【「ハートケア」ひとりで抱え込まないで~ストレスへの対処法~】をテーマに実施し、単独での業務が多い世話人さん、ヘルパーさんにストレスの発散方法やストレスをためない働き方について学びました。
10月には「利用者主体の職場作り」をテーマに実施し、「利用者主体の職場作りとはどのようなものか?」「自分は何の専門家なのか?」など、グループワーク中心の研修で職員の皆さんの日頃、思っていること、感じていることなどを話し合い、利用者が主体になるとはどういうことなのかを学びました。
さて、3回目は2月に実施しますがテーマは、「利用者の皆さんの気持ちを知る」という事で、外部団体より、当事者の方をお招きして、お話を伺う事にしています。
年間3回だけの研修会ですが、電話や書面で「伝える」ことよりも、顔を見て「伝える」方が、「より伝わる」ことが、研修会をとおして強く感じました。
利用者へ「伝える」、ご家族に「伝える」、関係機関に「伝える」、職員に「伝える」色々な「伝える」があります。今後も、職員全員が「伝え上手」な事業所を目指していきたいと思います。
総合支援センター「ゆう」