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丘のうえから

「ボランティアの力」

平成27年6月8日

 もみのき寮は古くから大学生のボランテイアサークルとご縁が深く、毎年100名前後の学生ボランティアが利用者と交流するために来所されます。直近では6月6日のこんごう福祉センターまつりに参加してくださり、この日ばかりはボランティアの学生さんを独り占めにして、買い物や飲食を楽しみ、まつりの満足度が百倍増えたかのような笑顔を見せておられました。

 また秋まつりなどの行事では、ボランティアの学生さんが企画し出演するスタンツや人間ボウリングなど、見ていて愉快なゲーム等を、学生さんと一緒に手取り足取り歌ったり踊ったりすると、普段に無い雰囲気で気持ちも若返るようです。

 事業所としては施設内に第三者が入ることで身の引き締まる思いで襟を正す機会となります。またボランティアの学生さんには事前に障がい特性を理解いただき、適切な対応をお願いすることや福祉制度などについてもお話する学習会を企画して、啓発活動にも取り組んできました。ボランテイアの皆さんのご意見を伺いながら、将来、職員として就職したいと思っていただける魅力的な施設にしたいと考えています。


「長きにわたり」

平成27年6月1日

 おめでたい話題から。5月12日、長年の社会福祉への功績が認められ、久保田 全孝事業団常務理事が瑞宝単光章を受章されました。私たち職員にとっても誇らしいことです。

 5月18日、事業団永年勤続表彰式(30年9人、20年7人)が執り行われました。長きにわたり、業務に精励されてきた方ばかりです。おめでとうございます。事業団では勤続41年の職員がおられます。利用者支援一筋に携わっていただき、本当にご苦労様です。

 大阪府立金剛コロニーが開設し45年目、グループホームの制度化以前に開所した、入所者の地域生活の原点である小森ホームが産声を上げて33年。現在、当事業団では、約500人がグループホームを利用して地域生活を謳歌されています。先日、街で久しぶりに会ったグループホーム利用者は「会社定年してん」と、笑顔で話してくれました。地域や会社の皆様、そして支援スタッフに見守られ、愛され生活されている充実感が溢れていました。お仕事お疲れ様でした。

 また、6月6日(土)には、地域の皆様が集い、地域移行された利用者が里帰りのように集われる、第43回こんごう福祉センターまつり(コロニーまつり)が開催される予定です。

 改めて、長きにわたり努力する、愛されるというのは本当にすばらしいことですね。