丘のうえから
はじめまして こんごうです
平成28年10月10日
平成28年4月1日に、こんごう福祉センター内に新規開設する3施設の一番手として開所しました。入所定員は60名(20人ユニットが3ユニット)、それぞれ短期入所を1名受け入れています。日中活動は生活介護事業を行います。地域からも20名の定員で通所の生活介護事業を行っています。
金剛コロニーでの入所年数の長い利用者が多いため、平均年齢は60歳に近くなります。新しい環境への引っ越しが大きな負担になるのでは?と心配しましたが、素直に状況を受け入れておられることに人生経験の強さを感じました。職員の方がバタバタしていますが、自分の個室を持てたことなど、新しい環境を喜んでおられる様子に癒され、日々頑張る気力をもらえます。
通所の生活介護利用者は18歳の若い方が多く、廊下を賑やかに駆け回る姿に、入所利用者が孫をみるように声をかけてくださいます。職員は、かつてはその方も同じように若く元気であった頃のお姿を重ねてしまいます。色々な世代が交流することが新たな刺激になっています。
金剛コロニーを受け継ぐ障害者支援施設「こんごう」。新たな歴史を積み重ねていくのだという自負をもって、より良いサービス提供に努めます。
こんごう
相棒「サンスケ」
平成28年9月26日
皆さん、三角スケールをご存知ですか?
建築業界では「サンスケ」と呼ばれ、欠かすことのできない必須アイテムです。名前のとおり三角形の断面をしています。1つのスケールに異なる6つの縮尺メモリがついており、図面の尺度に合わせてメモリを選んで長さを測ることができます。
平成29年4月開所予定で現在建設中の、障害者支援施設「にじょう」の図面を使って相棒「サンスケ」の凄さをお伝えします。
優秀な「サンスケ」のおかげで、寸法標記のない箇所の長さが分かったり、空間の広さがイメージできたりして、まだ見ぬ施設での利用者支援を検討する上で非常に役立ちます。また、このスペースにこの家具が置けるかな?といった備品レイアウトの検討にも絶大な力を発揮してくれます。
大きな施設の建設を支える小さな相棒「サンスケ」と共に、新規施設がより良い施設となるよう全力を尽くします。
企画課
カフェレストひろがりで働く
平成28年9月12日
ワークさつきでは、泉大津市職員厚生会と契約して職員食堂「カフェレストひろがり」を経営しています。早いもので今秋に6年を経過します。2月からは、許可を得て弁当販売も始めました。地域の方にもご好評をいただいています。
レストラン経営は、衛生管理や食材の調達、日替わりメニューの開発などで常にコストパフォーマンスを考慮する必要があります。飲食店の経営は、決して楽ではありませんが、この市役所横の小さな空間には受託作業では得られない、お客様に常に接している緊張感があります。店内は、従業員の「いらっしゃいませ。」「お待たせしました。」「ありがとうございました。」の元気な声が響きます。毎日、入れ替わりで4名の利用者が、盛り付け、配膳、皿洗い、接客などで働くレストランですが、継続して経営するためには、福祉事業としてではなく、地域で認められる店舗として、その瞬間の味とサービスのクオリティを追求することが肝要だと思っています。
おすすめメニューは、国産モモ肉の唐揚げ定食と生ヘレ肉の豚カツ定食で、いずれも小鉢、サラダ、味噌汁、香物、飛騨コシヒカリの白飯付きでボリュームもあります。日によりますが、白飯を炊き込みご飯に変更することもできます。午前11時から午後2時まで開店していますので、ぜひお立ち寄りください。
就労継続支援B型事業では、レストランの他に近隣の老人ホーム・会社事務所の清掃、公園の砂場清掃に加え、概ね4社の受託作業を用意して、日々、利用者の希望を聴きながら組み合わせて作業を提供しています。利用者の皆様がたくさんのできる事としたい事を醸成する事業所でありたいと思います。
ワークさつき