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丘のうえから

ありがとう 就労移行!そして未来へ・・

令和5年1月16日

 

 

 じょぶライフだいせんの就労移行支援は、平成19年4月に事業指定を受け、利用者が就職し安心して長く働き続けるための支援に取り組んできました。15年間でたくさんの方にご利用いただき、就職に繋げることができました。新型コロナウィルスの影響もあり、見学・体験等も2年間見送るかたちとなっておりましたが、社会経済活動が活発になる中、少しずつ見学・体験の希望も増えてきています。

 しかしながら、近年では法定雇用率が上がったことで、障害福祉サービス等を利用せずに就職する方も増えたため、新規利用者の確保が難しい状況が続いておりました。こうした状況を踏まえ、地域ニーズの分析等をおこなった結果、未来に向けた決断として令和6年3月をもって事業を廃止することといたします。

 現在も14名の方が通所され、就職を目指してプログラムに取り組まれていますが、1人でも多くの利用者を就職に繋げることができるよう、引き続き努力して参りますので、温かく見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

じょぶライフだいせん


新年あけましておめでとうございます

令和5年1月2日

 

 

 新しい年を迎え、ワークさつきの生活介護では、レクリエーションや創作活動などの日中活動に加え「作業(仕事)」を始めようとしています。といっても、この取り組みは、法人内では既にほとんどの事業所で実践されており、目新しいことではありません。当事業所でもかねてから「作業をしたい」という声や作業体験の機会はありましたが、遅まきながらポストコロナに向けて、ニーズに応えるべく動き出しました。

 先日、新たに担当する予定の職員さんの参考にと当事業団の障害者支援施設『じょぶライフだいせん』を訪問し、生活介護の作業状況を見学しました。作業内容や場所、収益の分配方法まで、検討することは山ほどあります。現在、ワークさつきの就労継続支援B型とも連携しながら、次年度作業開始を目標に進めているところです。

 「作業をしたい、楽しいこともしたい」という利用者皆様の想いを形にしていく、魅力ある事業所を目指していきます。

 

 2023年も笑顔あふれる年にしていきたいですね!

 

 

 

ワークさつき


~「きた」れポストコロナ時代~

令和4年12月19日

 

 

 当事業団は、「こんごう」「きた」「みなみ」の3センターに分轄して事業所経営をしています。「きたおおさか福祉センター」には、箕面市・茨木市・守口市に5事業所があり、富田林市の法人本部からは最も距離がありますが、全事業所が街中の便利な場所にあります。グループホームやショートステイ事業は展開していますが、施設入所が無く日中の通所事業中心なのが特色です。

 「きた」では、研修目的での法人内事業所間他部署実習を3年ぶりに再開しました。一つの部署しか経験していない若手職員を中心に事業所から数名ずつ派遣しました。派遣された職員個々が、日常業務との違いを感じる良い機会になったのではないかと思います。

 先日、1・2年目職員を対象にヨドバシカメラ梅田店屋上にある「LINKS UMEDA」にて、若手職員向け会議(手ぶらでBBQ)を開催し、職員間交流を図りました。学生時代からキャンパス内に立ち入れずリモートによる受講を余儀なくされてきた世代です。最初は戸惑いながらも徐々に打ち解け、SNSで連絡先などを交換していました。同期生が互いに相談しながら、共に社会の荒波に立ち向かい成長していくことを期待しています。

 今後は、感染症対策を行いながら、利用者様・ご家族様が楽しみにされている行事も各事業所が工夫して再開します。また、行事等をきっかけに学生ボランティアの活用や近隣事業所との連携・協力体制を築いていきたいと考えています。北摂は、近郊に大学が多く、実習希望もたくさんある地域です。次世代の福祉職養成のための社会貢献の観点から、これからも実習は積極的に受け入れていきます。職員も学生も住民も若人が集う場所づくりがテーマです。

 これまで、コロナ禍により制限されてきた人の交流を、自由に行える日が早く来ることを期待して、「きた」は、ポストコロナ時代に向けて着々と準備をしています。

 

 

 

きたおおさか福祉センター