ホーム > 丘の上から

丘のうえから

リオの勢いそのままに

平成28年8月29日

 日本選手が大活躍したリオオリンピックですが、近隣アジア諸国と比較して、日本が多岐にわたる競技で活躍していることが、はっきりと見えてきました。国内でスポーツできる環境が整ってきたからこそメダルを取れる選手が育っているのではないかと感じています。競技によっては、まだまだ資金不足や環境が整っていないものもありますが、メジャーではなかった競技で、近年目覚ましい活躍をするスター選手も出てきました。卓球・バドミントン・テニスで確実にメダルを取れる実力を証明することで、日本のメディアや海外でも多く取り上げられるようになりました。この日本選手の活躍を機に、競技人口も増え更に勢いが増していくものと思います。

 当センターでは、卓球・バドミントン・ショートテニスの教室を定期的に開催していますが、いずれも人気が高く、特に卓球は抽選で多数の方をお断りしなければならないほど高い人気があります。様々な障がいのある方が一緒になって汗を流しています。私たちが圧倒されるくらいの真剣な表情で、「力をつけたい」、「腕を上げたい」、「技術を身につけたい」という姿勢に心打たれます。箕面市卓球協会の多大な協力のおかげで、大阪府障がい者スポーツ大会で上位に入る選手が複数います。優勝した方もおり、全国障がい者スポーツ大会(今年は岩手県で開催)に出場されます。

 リオの勢いそのままに他のスポーツ事業でも「実力をつけたい」、「活躍したい」を支援し、多くの方にスポーツの楽しさを感じていただける事業に発展できるよう取り組んでまいります。

稲スポーツセンター


47歳の旅立ち

平成28年8月15日

 大阪府立金剛コロニーくすのき寮は昭和45年(1970年)に開設されました。金剛コロニーでは、児童寮のしいのき寮と並んで最も古い施設です。この4月には32人の方が、事業団が新しく開設した「地域生活総合支援センターいま」や「地域生活総合支援センターワークくみのき」のグループホームへ移行されました。どの方も笑顔があふれ、地域での生活を満喫されています。今までの夢や希望が叶えられ、本当によかったと思います。

 一方くすのき寮は、今年度5棟から2棟となり、利用者は、76人から34人に減りました。昨年までと比べると、にぎやかな声も減り、少し活気がなくなったような気がします。毎日の仕事で私自身が、利用者の皆さんからたくさんの元気をもらっていたのかもしれません。

 今の利用者の中にも、地域生活への移行を希望される方がいます。私たちは、その方々がスムーズに地域生活に移行できるよう、地域の事業所で体験利用を企画します。また、引き続き施設を利用される方には、安心して新しい施設に移っていただけるよう努力いたします。

 平成29年3月末をもって47年間のくすのき寮の歴史に幕を下ろしますが、それは新しい生活に向けてそれぞれの旅立ちになります。楽しいことがいっぱい溢れている未来になることを願っています。

くすのき寮


出会いの夏

平成28年8月1日

 毎年この時期になると、職員採用試験の案内を持って大学や専門学校を訪問します。大学構内の風景を眺めていると、自分も学生時代にタイムスリップした様な気分になります。エネルギー溢れる学生さんを眺めながら、どんなアピールをすれば私たちの法人に興味を持ってもらえるかな?一人でも多くの方に求人を見てもらうには、どのようにすれば良いかな?どの様な人材と出会えるかな?と思いを巡らせます。

 また、先日、求職者と事業所が一堂に集まる「就職フェア」に出展してきました。求職者はどなたも真剣に法人についての説明に耳を傾けて下さり、私たちは一人でも多くの方に興味を持って頂けるよう、精一杯法人のアピールをします。

 採用試験の応募の締め切りが近づくと、今回は何名応募してくれるかな?とドキドキしながら日々を過ごします。出来るだけたくさんの出会いがあることを期待しています。

人事課