丘のうえから
いのりの塔祈念式典によせて
平成28年6月6日
「いのりの塔」は、当事業団の利用者や職員でお亡くなりになられた方々を追悼するために、昭和49年に建立されたものです。毎年コロニーまつりの時期に、祈念式典を挙行し、この度、第43回を迎えました。金剛コロニーは再編整備が進み、旧施設の閉鎖と新施設の開所が交錯し、風景もずいぶん様変わりしました。この間、措置制度から利用契約制度に変わり、障害者総合支援法の施行、社会福祉法の改正等々、福祉を取り巻く環境も大きく変わりました。世の中の変化に応じて、自ら変化する必要性を感じつつ、変わらず持ち続けたい思いもあります。施設でお亡くなりになられた利用者の方の人生を想うとき、望む人生を歩めたのだろうかと、いつも考えさせられます。私たちの一瞬一瞬の振る舞いが、利用者の人生に大きく影響すること、このことは変わることはありません。お亡くなりになられた方々に、「よかった」と言っていただけるよう、より良い環境づくりに、これまで以上に邁進したいと決意しました。
総務課
新たな取り組み
平成28年5月23日
私たちは、グループホームの制度ができる以前から、入所施設を出て街で暮らす障がいのある方々を支援してきました。
20年以上グループホームで暮らす方の高齢化を迎え、より快適な住環境を提供するために、ハウスメーカーと協働し、バリアフリー設備を整えたオーダーメイドのホームを、一括して借り上げる方式で整備することとしました。また、平成29年4月には金剛コロニーから地域生活へ移行される方が入居するホームを開設する予定です。
相談支援事業では、平成28年4月から富田林市役所内に出張相談窓口を開設し、地域で暮らす障がいのある方の様々な相談にお応えしています。市と連携し、よりニーズに即した相談支援事業のあり方を検討していきます。
居宅介護事業では、現在実施している障がいのある方へのサービスに加え、平成28年8月から介護保険法に基づく訪問介護事業等の実施を予定しています。
新たなことに取り組むには、現在実施している事業が安定していることが大切です。サービスを利用される方々に安心していただけるよう、職員がそれぞれの役割をこれまで以上に果たし、一丸となって取り組んでまいります。
地域生活総合支援センター「ゆう」
さらなる躍動感を目指して!
平成28年5月12日
新しい発想を持って、明るく、楽しく運営している「明光ワークス」を知っていただくために、平成28年度からロゴマークとパンフレットをリニューアルいたしました。今までのロゴマークは明光の「明」を“太陽と月”ととらえたロゴマークでしたが、さらに、躍動感をプラスしたロゴマークに変更しました。そして、パンフレットはロゴマークが映えるように、爽やかな新緑のフォトを使ったクリアファイルになっています。クリアファイルの中には明光ワークス(生活介護(ライフ)・生活介護(ワーク)、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援B型)、あいあい・ほくせつ(共同生活援助)、相談支援センターみーな、こども発達支援センター青空のパンフレットが収められています。
今回は、新しい発想を持って行う事業のひとつ、就労継続支援B型のアート工房をご紹介いたします。就労継続支援B型は作業場とパン工房を主軸に作業を提供していましたが、平成27年9月より新たにアート工房を立ち上げました。アート工房では酒パックを使った紙漉きなどの新しい分野の事業を展開し、ただいま手すき和紙で作成した名刺や箸袋など商品開発に奮闘しています。
このように、明光ワークスは、わくわく感と躍動感のある事業所ですので、お越しいただけることをスタッフ一同心よりお待ちしています!
明光ワークス