丘のうえから
新たな取り組み
平成28年5月23日
私たちは、グループホームの制度ができる以前から、入所施設を出て街で暮らす障がいのある方々を支援してきました。
20年以上グループホームで暮らす方の高齢化を迎え、より快適な住環境を提供するために、ハウスメーカーと協働し、バリアフリー設備を整えたオーダーメイドのホームを、一括して借り上げる方式で整備することとしました。また、平成29年4月には金剛コロニーから地域生活へ移行される方が入居するホームを開設する予定です。
相談支援事業では、平成28年4月から富田林市役所内に出張相談窓口を開設し、地域で暮らす障がいのある方の様々な相談にお応えしています。市と連携し、よりニーズに即した相談支援事業のあり方を検討していきます。
居宅介護事業では、現在実施している障がいのある方へのサービスに加え、平成28年8月から介護保険法に基づく訪問介護事業等の実施を予定しています。
新たなことに取り組むには、現在実施している事業が安定していることが大切です。サービスを利用される方々に安心していただけるよう、職員がそれぞれの役割をこれまで以上に果たし、一丸となって取り組んでまいります。
地域生活総合支援センター「ゆう」
さらなる躍動感を目指して!
平成28年5月12日
新しい発想を持って、明るく、楽しく運営している「明光ワークス」を知っていただくために、平成28年度からロゴマークとパンフレットをリニューアルいたしました。今までのロゴマークは明光の「明」を“太陽と月”ととらえたロゴマークでしたが、さらに、躍動感をプラスしたロゴマークに変更しました。そして、パンフレットはロゴマークが映えるように、爽やかな新緑のフォトを使ったクリアファイルになっています。クリアファイルの中には明光ワークス(生活介護(ライフ)・生活介護(ワーク)、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援B型)、あいあい・ほくせつ(共同生活援助)、相談支援センターみーな、こども発達支援センター青空のパンフレットが収められています。
今回は、新しい発想を持って行う事業のひとつ、就労継続支援B型のアート工房をご紹介いたします。就労継続支援B型は作業場とパン工房を主軸に作業を提供していましたが、平成27年9月より新たにアート工房を立ち上げました。アート工房では酒パックを使った紙漉きなどの新しい分野の事業を展開し、ただいま手すき和紙で作成した名刺や箸袋など商品開発に奮闘しています。
このように、明光ワークスは、わくわく感と躍動感のある事業所ですので、お越しいただけることをスタッフ一同心よりお待ちしています!
明光ワークス
ひとつ屋根の下で
平成28年5月2日
しいのき寮は、児童と成人の入所施設です。この季節になると、大空に元気よく泳ぐ鯉のぼりが見られます。「明るく、元気に、いきいきと」をモットーににぎやかな毎日を送っています。生活のなかで大切にしていること、それは「自分の気持ちを知ること、相手の気持ちを知ること」です。気持ちの擦れ違いで友達や家族とうまくいかなかった経験は誰にでもあると思います。自分の気持ちを伝えることが難しく、相手の気持ちを考えることが苦手な利用者の方たちはなおのことでしょう。そこで感情を示す絵カードを持ち、その絵カードで「気持ち」の確認をしながら支援することに取り組んでいます。「あなたの気持ち、今こんな状態よ」と示すことで自分の気持ちを客観的に捉え、感情に折り合いをつけながらコントロールすることを学び、「私、今こんな気持ちなの」と伝えることでその気持ちに理解や共感が得られることを経験しています。このような体験を通して私たちも一緒に「ともに生きる心」を育んでいます。
えがお う~ん… かなしい イライラする しんどい
しいのき寮