丘のうえから
「チャレンジド」
令和5年2月6日
突然ですが「チャレンジド」という言葉をご存じでしょうか?
障害をもつ人を表す新しい米語「the challenged」を語源として作られ、障害を持つゆえに挑戦すべき課題や才能を与えられた人々との意味をもつ言葉です。
地域生活総合支援センターあいの生活介護事業では今年度から作業班と称し、「働く」ということへの挑戦を職員と一緒に始めています。ただ単に作業をこなすのではなく、働くことの喜びや誰かの役に立ちたいという人間ならではの感情が沸き立つよう、声掛け一つ一つも工夫しながら支援をおこなっています。また、事業の中でも、自身の労働で得た工賃を使い地域で買い物等をおこなうことで、社会参加につながる活動も今後挑戦していきたいと考えています。
利用者、一人一人内容は違えどそれぞれに与えられた才能や課題に対して挑戦する機会の提供を「チャレンジド」の精神に則り、今後も続けていきたいと思います。
地域生活総合支援センターあい
めざせ!社会福祉士国家資格取得
令和5年1月30日
今年度も、当法人の岩城理事を講師に、法人の国家試験対策講座が開かれています。この講座には8名の方が参加され、社会福祉士国家資格取得を目指して努力されています。
私も、45歳の時に一念発起して社会福祉士取得を目指しましたが、久しぶりの試験勉強にどう取り組むか苦労しました。そこで、一日最低10分は勉強しようという目標を立てて、隙間時間を活用し試験勉強をしました。継続は力なりです。毎日コツコツやることで10分が30分になり休みの日は多くの時間を試験勉強に費やすことができるようになりました。
人の才能にはそんなに大きな差はないと思います。国家試験を目指されるみなさんも、仕事をする中、試験勉強の時間を作るのは大変だとは思いますが、毎日少しの時間でも良いので努力を重ねることが道を切り開くと信じます。
今年の試験は、2月5日に行われます。寒い時期でもあり、コロナやインフルエンザの心配もありますので、体調面にも気をつけて頂き、ベストコンディションで試験に臨んでください。
みなさんの奮闘にエールを送ります。
事業管理室
ありがとう 就労移行!そして未来へ・・
令和5年1月16日
じょぶライフだいせんの就労移行支援は、平成19年4月に事業指定を受け、利用者が就職し安心して長く働き続けるための支援に取り組んできました。15年間でたくさんの方にご利用いただき、就職に繋げることができました。新型コロナウィルスの影響もあり、見学・体験等も2年間見送るかたちとなっておりましたが、社会経済活動が活発になる中、少しずつ見学・体験の希望も増えてきています。
しかしながら、近年では法定雇用率が上がったことで、障害福祉サービス等を利用せずに就職する方も増えたため、新規利用者の確保が難しい状況が続いておりました。こうした状況を踏まえ、地域ニーズの分析等をおこなった結果、未来に向けた決断として令和6年3月をもって事業を廃止することといたします。
現在も14名の方が通所され、就職を目指してプログラムに取り組まれていますが、1人でも多くの利用者を就職に繋げることができるよう、引き続き努力して参りますので、温かく見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
じょぶライフだいせん