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丘のうえから

堺の地で

令和元年6月24日

 

「じょぶライフだいせん」は、JR阪和線百舌鳥駅と上野芝駅のちょうど中間で、今、話題となっている百舌鳥古市古墳群の百舌鳥エリアに立地しています。事業所から歩いて2分で履中天皇陵、大仙公園を挟んで15分圏内に仁徳天皇陵、いたすけ古墳、御廟山古墳等、たくさんの古墳があります。朝夕の送迎では、これらの古墳の横を通り利用者の送迎に出ています。また、天気の良い日は、利用者の方々と緑に覆われた古墳を眺めながら散歩に出かけます。なにげなく散歩していた事業所の周辺も、イコモスの世界文化遺産への勧告があって以来、土日はリュックを背負い散策する外国からの観光客も増えたような気がします。「じょぶライフだいせん」は、このような世界的歴史遺産のある地で開所し、13年目を迎えました。これからもよりこの地に根差した事業所となるよう、地域の方々と共に歩んでいきたいと思います。

 

①じょぶライフだいせん屋上から履中天皇陵   

 

②じょぶライフだいせん屋上から大仙公園と仁徳天皇陵


♡地域に愛され選ばれる事業所へ♡

令和元年6月10日

 

 泉大津市にあるワークさつきは、生活介護、就労継続支援B型、共同生活援助の3つの事業を柱とする多機能型事業所です。泉大津駅より徒歩5分、近隣には市役所、警察署、郵便局と立地条件に恵まれています。また秋にはだんじりの『かちあい』が目の前で見られるなど、地域の文化にも関われる場所にあります。当該市は地形も起伏が少ないうえ、都心や関空へのアクセスもし易く、住みやすい街です。伝統のだんじり文化も根強く残っており、それが地域の活性化に繋がっているように感じます。

 現在ワークさつきには、泉大津市内に点在するグループホームの他に、和泉市に整備型グループホームが2か所あり、それぞれ10人の方が利用されています。

 生活介護は、近隣の協力医療機関との医療連携だけでなく、看護師を手厚く配置しており、入浴支援、食事支援等、利用者のペースに合わせたプログラム支援に取り組んでいます。

 就労継続支援B型は平成30年障害福祉サービス等の報酬改定により、前年度の利用者の平均工賃の実績に応じ、事業所への基本報酬が決定することとなり、加えて、一部加算の廃止により、運営状況はかなり厳しい状況となっています。これは、他事業所でも同様のことが起こっており、中には閉業を余儀なくされるところもあるようです。そのため、本来は利用者本人が作業を行いその工賃収入を得るところを結果的には支援者のマンパワーにより作業をこなし、正に本末転倒と言わざるを得ない状況に陥っているところも少なくないようです。

 何よりも事業は利用者がいなければ成り立たず、未来にもつながりません。

ゆえに工賃収入を上げる為、我々支援者は、まず旧態依然の考えから立ち止まり、新たな手立てやアイディアを、時流やニーズを鑑みながら生み出す必要があります。それには支援者個々のスキルアップや育成は不可欠であると思います。その一端として、昨年度から当法人が立ち上げたオリジナルブランド”TOMONI”これをめ、今後も法人としての取り組みを検討していくことも重要であると考えます。先日、ワークさつきでは泉大津市のふれあいフェスタでワークさつき製TOMONIコースターを販売しました。昨年度はだんじりとのコラボも果たし、地域への新たな発信源としての可能性を感じています。就労継続支援B型に限らず、ワークさつきでは今後も事業の在り方の再検討だけでなく、「地域に愛され選ばれる事業所」を目指して職員一丸となって取り組んでいきたいと思っています。

                                                              

                                                                                                                                             

 ワークさつき


「高工賃を目指し、一人ひとりのQOLを高める」×支援センターあい

令和元年5月20日

 

 地域生活総合支援センターあいの就労継続支援B型では、軽作業・清掃作業・自主製品(シフォンケーキ)の三本柱の作業種目に取組み、29年度の平均工賃6,600円から30年度は平均工賃11,000円にアップすることができました。しかし、全国の平均工賃が約15,000円と、まだまだ追いついていないのが現状です。今年度も、利用者の方の自立生活に少しでも資するよう、さらに工賃を増やす努力をしていきたいと考えています。

 昨年度の就労継続支援B型の目標は、利用者の皆様に成功体験を積み重ねて自信につながる支援と、さまざまな経験ができてチャレンジしながら豊かな生活を目指すことに取り組みました。今年度の目標は、「日中活動の場」から「働く場」へのパラダイムの転換を利用者の皆様と一緒に目指していきたいと思います。利用者の方が日々やりがいや誇りを持って取り組める環境、チャンスやチャレンジの機会があり自身の成長が実感できる、仲間と協力して進める等、このような職場づくりに努めることで、一人ひとりのQOL【Quality of Life(生活の質)】を高めていき、利用者満足度(サービスの質)を高めていきたいと思います。                                          

 

 

  

 

 

地域生活総合支援センター あい