丘のうえから
電車通勤と時間の使い方
令和3年8月16日
春の異動に伴い、自宅がある堺市から箕面市の明光ワークスまで、往復2時間余りを電車通勤しています。コロナ禍での公共交通機関利用については、初めのうちは感染予防対策で少しナーバスになりましたが、職域接種によるワクチン接種をした今は、むしろ車中は数年前より空いていて快適です。企業等の在宅勤務が定着したせいでしょうか。
スマートフォンに夢中になっていた時期もありましたが、今は概ね新聞を読んでいます。愛読紙は「日本経済新聞」です。経済・政策面と労務面が仕事の参考になりますし、欠かさず読むのは「私の履歴書」のコラムです。著者の人生を主に職業面から振り返り、丁度1か月単位で約30回掲載されます。財界人が多いのですが、女優や棋士など文化人の顔ぶれも多彩です。新聞は、書店と同じく自分の興味の幅が広がることが楽しみです。
当事業団は、こんごう福祉センターを中心にマイカー通勤の職員が多くいます。マイカー通勤は、移動中空間を独占できるメリットがありますが、実は運転中にできることは限られています。音楽鑑賞や考え事なども遅刻しそうになるとそれどころではありません。必然的に余裕をもって行動せざるを得なくなり、その分時間のロスが生じます。
「北大阪急行」の2駅延伸計画をご存じでしょうか。2年後の開通に向けて工事が進められています。併せて、駅前には「大阪大学箕面キャンパス」「新文化ホール」「図書館・生涯学習センター」等が完成しています。これにより、明光ワークスとINA職業支援センターの最寄り駅は、「千里中央駅」から「箕面船場阪大前駅」となり、職場まで徒歩10分以内と格段に利便性が高まります。しかも、この路線は、西日本最大乗客数を誇る「大阪メトロ御堂筋線」直結です。事業団の豊かな将来のため、利用者・職員・学生・ボランティア等、たくさんの人が目的をもって集まる地域拠点として、複合施設「あいあいプラザ」の敷地の有効活用を考えていきましょう。
(出典 箕面市) (出典 箕面市)
きたおおさか福祉センター長
木曜日の午後は・・
令和3年8月2日
「今日は昼からリハビリがあるな」木曜日になると利用者さんから聞かれるお決まりのフレーズです。生活介護で、理学療法士による個別のリハビリテーションが始まって1年半、現在9名の方に対し、リハビリテーション計画が作成されています。
加齢に伴う身体機能低下の予防、麻痺側の拘縮予防、骨折治療後のフォローなど目的はそれぞれ違いますが、皆さんが心待ちにされている様子や、意欲的に取り組まれている姿が印象的で、プログラムとして定着してきたと感じています。
実際、リハビリの直後に支援を行うと、全身の緊張が解れ、関節の動きがスムーズになっていることに驚かされます。日常の支援現場においても、専門家としての助言を頂きながら身体機能維持の取り組みを行うことで、徐々に効果が出てきています。また職員のスキルアップにも繋がっています。
今後も「気持ちよかった」「楽になったわ」の言葉を糧に、日々の笑顔を求め、「選ばれる事業所へ」を合言葉にあゆみを進めていきます。
【理学療法士さんにインタビュー】
Q. いつもは、どこで仕事をされていますか?
A. 吉川病院で、外来や入院の患者さんのリハビリを担当しています。
Q. ワークさつきでのリハビリで気を付けていることはありますか?
A. 本人さんや職員とのコミュニケーションから、生活の中での変化や
困りごとへのアプローチができたらと思っています。
ワークさつき
コロナ禍のグループホーム
令和3年7月19日
私が4月にのどかへ異動してきたときに、たくさんの利用者さんから「ヘルパーまだ?」「遊びにいったらあかんの?」という声を多く聞きました。コロナが原因で通常の生活ができずストレスに感じている方が多くいます。地域生活をしているのに地域の様々な資源やサービスが使えない現状は本当にストレスだと思います。
そんな中で、職域のワクチン接種が始まったのは大変喜ばしいことでした。おかげさまで利用者全員1回目のワクチン接種を終えることができました。もう一つ良かったのは、のどかの利用者さんが職域接種の会場となった『こんごう福祉センター』へ行けたことです。富田林市にある『こんごう福祉センター』へ行くことは滅多にないので、知っている方からは、「懐かしい」「前とは全然違う」といったお話を聞くことができました。また『こんごう福祉センター』を知らない人もプチドライブ的な感じで楽しみにもなったのかなと思います。
全員がワクチン接種を終えて1日でも早く元の生活に戻っていけることを願っています。
じょぶライフだいせん(のどか)