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丘のうえから

にじょうの廊下は小さな美術館

令和6年9月24日

 

 

 にじょう館内では、季節を感じる作品の数々に出会うことができます。

廊下を歩いていると、利用者の方が口々に「これ僕が作った作品やねん」「これも見て!」と作品を紹介してくれます。

 先日にじょうで開催された家族懇談会でも、ご家族の方がご覧になられ感心されていました。

 季節ごとに作品も入れ替える為、利用者の方が生活介護の時間を利用し、思い思いに作品制作を行っています。

 この夏は、花火・海・扇子などの作品を展示しています。「そろそろ、秋やから次はお月見かな」そんな声も聞こえてくる今日この頃。

 日々の忙しさに忘れてしまいがちな、季節を感じながら過ごすということを作品を通して思い出させてもらい、心がほんわかするひと時です。

  

  

 

 

 

にじょう


こんごう福祉センターのこれから

 令和6年9月17日

 

 

 昨年度、手探り状態から始まったこんごう福祉センターの活性化に向けた検討は、今年度、より強化し具体化に向けた段階に進んでいます。

 センター内で地域と協働したフェスティバルの開催、小学校の福祉に関する授業への職員派遣、自然環境を活かしたホタルの放流活動への参加など、地域と一体となった活動も徐々に広がってきました。これからもセンターが地域に根差す取り組みやイベントを進め広げていきます。

 一方、地域からこんごう福祉センターに足を運んでいただく取り組みの準備も進めています。継続的なセンター主催の企画や、来ていただいた方に来て良かったと思っていただけるよう、敷地内を整備し癒しのスペースや四季の花が咲く公園、そして自産のクラフトビールの醸造など。PTメンバーから出てきたアイデアや、地域から必要とされる役割を一つひとつ実現し、利用者、職員、そして地域の方々が楽しみ、笑顔溢れるエリアにしていきます。

 ご期待ください。そして、是非お越しください。直近では11月17日、10時から東条フェスティバルの開催があります。お待ちしています。

 

 

 

こんごう福祉センター

 


「大阪狭山市発達障がい児等支援事業 手をつなGO!について」

令和6年9月9日

 

 

 大阪狭山市発達障がい児等支援事業「手をつなGO!」は、「コミュニケーションがうまくとれない」、「気持ちがなかなか切り替えられない」などで困っておられる子どもとその保護者の方が対象で、日常生活や学校園生活をより快適に過ごせるよう、専門的な療育や相談の場を提供することを目的に平成22年度から大阪狭山市より事業を受託しています。

 

 療育では小学3年生までの子どもが概ね2週間に1回保護者同伴で1年間通い、家庭や保育所・幼稚園・学校と連携しながら、個々に応じた取り組みを行っています。

 療育に来られている方以外も中学3年生までを対象に、子どもが家族や地域の人たちとともに、より豊かに暮らせるよう、児童生徒等関係者に相談を行っています。子どもの関係者の多くはご両親ですが、祖父母や保育園等、学校関係者、通われている習い事の先生、放課後等デイサービスのスタッフ、近所の人まで多岐に渡る方からの相談があります。

 また、平成31年度より、ペアレント・トレーニングを行い、子育てに不安をもたれている保護者の方とともに子どもの行動を理解し、どのようなかかわりが効果的かを具体的に学び、より良い親子関係づくりを考えられるよう取り組んでいます。

 

 少しずつですが、大阪狭山市の中で「手をつなGO!」が認知されてきて、市内の方から「子どもの発達のことで気になったらGO!に相談を。」と保護者や先生からの口コミで相談に来られる方が増えています。今後も、保護者の方が子育てを前向きになれるよう、寄り添った療育や相談に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「手をつなGO!のロゴ」              「手をつなGO!で使用している教材」

 

 

※手をつなGO!は、児童発達支援事業等の事業指定を受けておらず、委託料のみで事業を行っています。そのため、利用者は障がい福祉サービス受給者証の申請なしで療育、相談等のサービスを受けることができます。

 

 

 

 

こども発達支援課