ホーム > 丘の上から

丘のうえから

より健康で、より快適な職場を目指して

令和6年8月13日 

 

 

 こんにちは。職員の健康支援を担当しています、当法人の保健師です。

 

 職員の健康づくりの基軸となる「定期健康診断」が、つい先日終わりました!

定期健康診断は正規職員だけでなく非正規職員の皆さんも含めた全職員を対象とし、受診率100%をめざしています。

そして診断の結果、精密検査等が必要となった際には、専門医療機関を受診していただけるよう上司や産業医・保健師から声かけを行うなど、健康診断を受けただけにせず、病気の早期発見・早期治療につながるよう取り組んでいます。

毎年、「(病気が)早く見つかってよかった!」というお声をいただいております。嬉しい限りです♪

 また、病気にならないように予防活動にも力を入れていければと思っています。

 

 利用者さんに寄り添った支援をするためには、職員が身体も心も健康であることはとても大切だと日々感じています。事業所が大阪府内に点在しているので、足並みをそろえて取り組むのが難しいこともありますが、どの事業所でも、職員の皆さんがより健康で、快適な職場環境で働けるよう一歩ずつ前に進んでいければと思います。

 

 今年のこんごう福祉センターの健康診断の様子です↓今年は、待ち時間に健康クイズで健康知識のレベルアップ!

 

 法人事務局 総務課


七夕の夜に あなたの物語が、ほんとうのさいわい でありますように

 おんどでは今年も、利用者皆様の色とりどりの願いがこもった短冊を、飾りました。

 

 「〜が欲しい・どこどこへ行きたい」といったものから、「誰々に会いたい」「誰々が健康で元気でありますように」といった家族親族などへの思いが綴られていました。

 夏風にサワサワゆらめく笹飾り、七夕・天の川、流れ星、織姫・彦星、夏浴衣、夕立にさえ人はロマンチックな物語を想像してきました。

 同じく利用者様も職員も、「共に日々の生活の中で、その人なりの物語を綴っているんやなあ」と、ふと猛暑の中、涼しげにサワサワゆれる短冊と笹を見て感じました。

 

 

 

 

 

 

 そんな、その人なりのナラティブ(物語・語り)を受け取る感性と夏夜のロマンチックな風情を思い起こさせてくれる児童書3点があります。

「おこだでませんように」  作 くすのき しげのり 絵 石井 聖岳(きよたか)

 ☆ 気づけば、怒ってばかりでないですか?

 

「あらいぐまのせんたくもの」作 大久保 雨咲(うさぎ)絵 相野谷 由起

 ☆ 「かなシミ」は、どうやってせんたくしますか?

 

「銀河鉄道の夜」      作 宮沢 賢治

 ☆ 銀河の祭りの夜 ほんとうのさいわい を考える少年たち 

  幻想銀河と賢治のピュアな思いを静夜にどうぞ

 

 いずれも 登場人物それぞれのナラティブと言語外の環境や全体的な関係性のとらえ方を読者それぞれに考えさせる作品です。

 七夕に限らず、おんど利用者の他の作品にも同じようにその人なりのナラティブが表現されていると感じます。一部ではありますが、おんどの利用者の作品を紹介させていただきます。

 

 

 

 少し立ち止まり、その人のナラティブに思いをよせる。そういった時間も大切にしていきたいと思います。

 

 

 

地域生活総合支援センターおんど所長


いざという時に備えて!

 令和6年7月16日

 

 

 令和6年6月25日(火)にワークくみのき避難訓練を利用者、職員総勢95名で実施しました。

 訓練の目的としては、緊急事態が発生した時の利用者、職員の迅速かつ的確な避難行動による安全確保、パニックを防ぎ冷静に対応できる自信の向上、障がいの種別や程度に応じた特別な配慮の確認、消防署や地域との連携をポイントにしました。

 近年の世界的な異常気象もあり、災害や緊急事態への備えとして、避難訓練とBCP(事業継続計画)の重要性は年々増しています。BCPは、災害発生後も事業を継続または早期に再開するための計画で、ワークくみのきも毎月の非常時対策委員会にてBCPがより現実に即し精度を高めたものとなるように検討して、ブラッシュアップを続けています。

 避難訓練とBCPは、単独ではなく相互に補完し合うものとして、今回の避難訓練を通じて得られた改善点などをBCPへ反映し、それに基づいた訓練を行い、いざという時に備えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地域生活総合支援センターワークくみのき