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丘のうえから

思いを胸に

令和3年2月22日

 

 

 

 新型コロナウイルスの感染が広まりを見せたことにより、各事業における活動は水際対策に軸足を置かざるを得ず、縮小や廃止、中止といったネガティブな結果が重なったことで参加を楽しみにされていた方には心苦しい状況があったかと思います。生活介護では季節ごとの行事等がありますが、これまでのような形態での実施は見直しを迫られました。

 そのような状況の中で、例年11月に実施しているあいまつりも当然中止となりました。しかし、あいまつりの中止に対して、「あいまつりがしたい」という多くの利用者の声があり、また、支援者もこれらの声、期待に応えたいという、お互いの思いが重なり合い、企画したものが「気軽に集まれる公園のような場所」をイメージした「あいパーク」でした。感染症対策に加え半日限定で入れ替え制という、従来とは異なる実施形態ではありましたが、アトラクション、写真撮影、映像等、これまでのあいまつりとは異なる出し物としたことで、目新しさが前面に出され利用者にとっては新鮮な体験だったと思います。

 利用者の思いが支援者の原動力となります。ひとつひとつの思いを感じ取ろうとする感性を育て、大きな力に変えられるよう今後も励んでいきたいと思います。

 

 


地域生活総合支援センターあい


コロナに打ち勝つ!

令和3年2月8日

 

 

 

 日本国内で初めて新型コロナウィルスの感染者が判明したのが、令和2年1月16日でした。その後約1年で世界の累計感染者は1億人を超え、コロナが世界の生活様式を変えたとまで言われています。

 事業団におけるコロナ禍の1年を振り返りますと、同年1月31日に職員に向けて以下の通知を出しました。

 

「事業団職員の皆様へ

 中華人民共和国湖北省武漢市等において、新型コロナウィルス関連肺炎が発生しています。国内においても1月30日現在で14名の方への感染が確認されており、関西では奈良県・大阪府・三重県・京都府で各1人の方への感染が確認されたところです。また、14人中2人の方については、発熱等の症状がみられなかった方も含まれています。一方、日本での感染者は、奈良県のバス運転手の方に続いて計4人目となり、人から人への感染が確認されたところです。(以下略)」

 

 最初は人から人への感染は不明と報道されていた新型コロナウィルス感染症ですが、この時期に人から人への感染が判明し、その後の拡大の兆しがあったと言えます。

 法人の取り組みとしては、厚生労働省等の通知に基づき感染予防の徹底を図るとともに、4月1日には「緊急事態対策会議」を立ち上げ、衛生物品の確保や感染が発生した時の対応策等法人トータルで対策を検討し、実施してきました。

 この1年間全国の高齢者施設等でクラスターが発生しました。事業団においても多種多様な事業を府内各地で実施していることもあり、残念ながら複数の事業所で感染が発生しました。現場では対策本部を立ち上げ、通所事業を休止したり、慣れない防護服を着ての感染者支援にも尽力して頂きました。本部においても、対策会議を都度開催し、現場との連携や、応援職員の調整等の対応を行ってきました。

 そういった皆様の努力もあり、当事業団においては、幸いクラスターは発生していません。これも、各事業所や職員の皆さんが、日頃からの感染予防やすみやかな対策を取って頂いた結果だと思っています。

 緊急事態宣言の1か月延長が決まり、まだまだ先が見えない状況ですが、ワクチン接種のスケジュールが具体的に示されるなど明るい兆しもあります。

 「明けない夜はない」と言います。

 引き続き感染予防に努め、コロナに打ち勝ち、また以前の日常を取り戻すことができるようにしたいものです。

 


事業管理室


事業所内でお正月を満喫

令和3年1月18日

 

 

 

 今年のお正月三が日は、入所利用者の方々と勤務職員で楽しくお正月を満喫しました。

 元旦は施設内に職員手作りの鳥居と賽銭箱を設置し、皆さん順番に初詣を行いおみくじも引きました。手作りの絵馬にお願いごとを書き、願いが叶うようお祈りしました。2日、3日は書初め、福笑いなどを楽しみ、書初めでは皆さん筆を持ち、それぞれの思いを真剣に書いていました。福笑いは一人ひとり目隠しをし、おたふくやひょっとこ、犬の顔を作っていきました。うまくできてどや顔を見せてくれる方や、変な顔になりおなかを抱えて大笑いする方など、お正月三が日を楽しく過ごしました。

 大変な時期が続きますが、これまでどおり感染防止を図りつつ、事業所内でできる楽しみごとをみんなで工夫しながら、これからも笑顔溢れる事業を行っていきたいと思います。

 

 


 


じょぶライフだいせん