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丘のうえから

新年あけましておめでとうございます。

令和3年1月4日

 

 

 

 昨年を振り返ると、新型コロナウイルスの流行により、生活習慣が大きく変わった一年でした。マスクの着用、3密の回避、不要不急の外出の自粛といった、使い慣れない言葉を毎日のように見聞きし、またそれを当たり前のように使うようになりました。

 利用者さんにおかれましても、外出の自粛や、帰宅の自粛など、多くの生活場面で自粛を余儀なくされる生活となりました。

 そんな中でもコロナに負けず自身の夢を実現された男性がいます。Aさんは、グループホームで約10年過ごされていました。Aさんの夢は「一人暮らしをして自由に暮らすこと」でした。一昨年から一人暮らしの準備を進めてきた矢先のコロナウイルス感染拡大。一人暮らしも延期せざるを得なくなりました。そんな中でもコツコツと準備をされ、10月に夢の一人暮らしを実現されました。

 職員は、「わからないことがあったとき対応できるかな」「片付けできるかな」「セールス断れるかな」と不安な気持ちで送り出しました。しかし、12月に久しぶりにお会いすると職員の不安とは裏腹に一人暮らしを謳歌されていました。

 コロナウイルスの終息が見えず気持ちが沈んでしまいがちですが、前向きに取り組んでいくことが大切であるということを彼から学んだ気がします。

 

 

ワークさつき


全集中で前進中!

令和2年12月21日

 

 

 

 今年も残すところわずかとなった12月、採用1年目と2年目の職員を対象にした研修を実施しました。

 新型コロナウイルス感染症感染予防のため、Zoomを利用してのリモート研修です。

 法人全体で645台にも及ぶパソコンを更新の時期に合わせてカメラ付きのノートパソコンに切り替え、採用面接や内定者面談もオンラインで行うなど、“Withコロナ”“Afterコロナ”を 意識した取り組みを進めてきましたが、研修のプログラムとして取り入れたグループワークにはまた違った難しさがあり、研修の主催側としても大きな学びとなりました。

「職場の満足度は100点」

「いい職場」

「頼りがいのあるリーダー、先輩がいる」

 自らの思いや意見を同期と共有し、1年目・2年目の職員が仕事や職場のことについて語るのを聞いていると、新型コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大により年明け早々から大変な事態に見舞われ、いまなお先の見えない状態が続く中、それでも良い年、良い毎日にしようと職員一人ひとりが前を向いて進んでいる姿が見えたような気がしました。

 

 今回の研修を受講した職員がこれからどのように成長し、来年またどんなことを語ってくれるのか、同じ法人で働く一職員として楽しみにしながら、ともに歩んでいきたいと思います。



[1年目研修] [2年目研修]

 

法人事務局(企画・人事)


来年は良い年に クリスマスツリーに願いを込めて

令和2年12月7日

 

 

 

 気が付けば12月、今年もあと1か月を切りました。

 12月はクリスマスの季節でもあります。すぎのき寮では、寮の玄関脇にクリスマスツリーを設置しました。寮の周辺にあったもみの木の枝を切って地面に固定したもので、今はまだ飾りつけも何もないただの木(ツリー)の状態ですが、飾りやモールを取り付けて2メートルを超える立派なクリスマスツリーにする予定です。子どもたちにも、絵を描いてもらったり願い事を書いてもらったりするなど、飾りつくりを手伝ってもらうことにしています。

 今年もあとわずか、ドラマでは「半沢直樹」が驚異的な視聴率を上げ、映画では「鬼滅の刃」が記録的な大ヒット。でも、この一年はとにかく「コロナ」一色の年だったようにも思います。

 飾りつけの最後にはクリスマスツリーにイルミネーションを取り付けて、子どもたちと一緒に点灯式も予定しています。クリスマスツリーの灯が子どもたちの明るい未来を照らしてくれることを、みんなで祈りたいと思います。来年は、良い年になりますように。

 

 









その後、飾りがつきました。


 


大阪府立こんごう福祉センター すぎのき寮