ホーム > 丘の上から

丘のうえから

自立、新たなる始動の年

平成29年1月10日

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 本年は、当事業団にとって「自立民営化元年」となります。金剛コロニー再編整備を軸とした事業団改革、利用者の地域移行、施設整備も大詰めを迎え、十数年間の道のりを思い出すと地域生活に移行された利用者の笑顔、新たな地で施設を立ち上げる職員の必死な表情が次々と浮かんできます。これだけの大改革を、よくぞ成し遂げてきたなと自画自賛する今日この頃です。

 さて、当事業団は、子どもから大人、高齢者に至るまで障がいのある方のライフステージに応じた支援を提供するトータル事業を展開しています。経営のことを考えると、採算性の良くない事業もありますが、自分がどんな状態にある時も支援を受けることができる安心感を利用者の皆様に感じていただけることが、結果的には、より多くの方にサービスを利用していただけることにつながり、引いては安定した経営につながるのではないかと感じています。

 利用者ニーズを中心に据えて、全てのことについて、自分たちで、責任を持って判断し経営する。新たなる年の開幕です。

 

※金剛コロニー再編整備の概要については、本年1月1日発行の当事業団機関紙かんなび第162号をご覧ください。

経理課


リハビリテーション

平成28年12月19日

 茨木市立障害福祉センターハートフルのご利用者は、地域社会で円滑に生活するために、四肢の機能訓練やコミュニケーションの練習、社会復帰のためのADL向上を目的にされています。その支援者、家族も、「自分らしさ」を失わない地域生活の方法を探して、ハートフルで勉強会や会議をされています。ここ、ハートフルは、身体的にも社会的にも「リハビリテーション」を求めて集う施設であるといっていいでしょう。

 ハートフルでは理学療法士、看護師、介護福祉士等の専門職を中心としたスタッフが、支援サービス(地域活動支援センターⅡ型・生活介護)を提供しています。貸し館等の受付には、手話に長けたスタッフもいます。我々支援者は、障がいのある方、ご家族の持っている「力」を信じて、自立したいという思いで頑張る皆様をチームでサポートします。指定管理者として指定されて5年目を迎えようとしているところですが、利用者の皆様が地域で活躍されることを願って、これからも、全力で「リハビリテーション」のお手伝いをさせていただきます。

 

  平成28年ハートフル作品展より

 DSC00154-2DSC00156-2DSC00155-2DSC00158-2DSC00161-2DSC00163-2

 

 

 

 

 

茨木市立障害福祉センターハートフル

 


ともいき

平成28年11月21日

ともいき

 

 

 

 

 

 去る11月12日(土)~13日(日)に、堺市にある国際障害者交流センター(通称「ビッグ・アイ」)で、第14回『共に生きる障がい者展(通称「ともいき」)』が開催されました。当法人は、「障がい者作品展」会場の入口正面、ベストポジションにブースを設け、利用者が製作した手作りで温かみのある作品を展示・販売しました。作品展①

 

 来場された多くの方からは、利用者の思いのこもった作品を手に取り、時には‟なでなで”しながら、「かわいいね~」「きれいね~」「細かく編んでるね~」と好印象。

作品展②しかし、財布にはなかなか手が伸びず…。そこに、「昨年もこれ(手編みのマット)をここで買ったのよ。すっごく肌触りが良いのよー。ほら、触ってみ、ほら、あんたもひとつ買いーや、ほら」とお連れの方へ勧めてくれる作品展③大阪のおばちゃんパワー全開のお客さんが現れ、結果大盛況のうちに終わりました。色とりどりの作品の中から、迷いに迷い、2つお買い上げいただいた方もいらっしゃいました。

大きな手作り水族館は、特にお子さんに大人気でした。作品展④

 ご来場いただいた皆様、作品をご購入いただいた皆様ありがとうございました。今後も、展示・販売する機会を増やし、利用者の皆様の笑顔向上・意欲向上・工賃向上できる仕組みづくりを進めます。

 

 

 

事業推進課