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丘のうえから

指定管理ハートフル

平成28年3月21日

 茨木市立障害福祉センターハートフルは、平成25年度に茨木市から指定管理を受託し、この3月末で3年が経過します。

 当初は金剛コロニーの指定管理とは違い、初めてのケースで色々戸惑いはありましたが、一年一年を経過していくごとにようやくスムーズな運営が出来てきたような気がします。当初茨木市から運営を委託された時は、貸室、講座、入浴サービス、地域活動支援センターⅡ型事業を行っておりましたが、昨年10月から新たに生活介護事業を開始しました。まだ4か月が経過したところですが、事故なくスムーズな運営が出来るよう職員一同頑張っています。また、2階には「ばら親子教室」も併設されており、可愛い子供たちが動きまわっている姿も見られます。

 この建物は平成8年開設ですが、外観も内部も奇麗に使われていて年代を感じさせません。ただ、設備関係についてはさすがに老朽化を免れず、あちこち修繕が必要な箇所が目立ってきています。今後も地域に根ざした施設を維持していくため、改修をするなど常に良好な状態を保てるよう市に要望しているところです。皆様もぜひ一度ご来館ください。

茨木市立障害福祉センターハートフル

 


スタートの春

平成28年3月14日

 もみのき寮は、昨年度の3棟から2棟での生活となり、平成27年度末をもって閉寮となります。当寮は昭和48年に開所し、今年で43年になります。

 43年の間にたくさんの利用者が入れ替わりました。地域で暮らすことになった利用者・他の障害者施設や高齢者施設で暮らすことになった利用者。悲しいけどお亡くなりになられた利用者。そして、この春、もみのき寮の多くの利用者は、当事業団が4月に開所する「こんごう」へ移られることになりました。また、地域生活を始める利用者・次のステップの前に他の寮へ移られる利用者もおられます。新しいとこってどんなとこ?知ってる職員はいるかな?他の人と仲良く出来るだろうか?不安に思う気持ちは、家族や職員の方が強いようです。

 少しでも安心して新しい場所で生活が始められるよう、職員一同、取り組んでまいります。この冬は暖冬と言われましたが、急激に冷え込む日もありました。それでも春はやってきます。別れの春でもありスタートの春とも言われます。

 さくらの花の咲くころに、みなさんが元気に新たな生活を始められるよう最後の準備に専念し、心よく移っていただくよう心掛けてまいりたいと思います。

もみのき寮


10周年の節目に…

平成28年3月7日

 『じょぶライフだいせん』は 次年度で10周年を迎えます。

 じょぶ=働くこと(その人らしい社会活動)を応援すること、ライフ=その人らしい暮らしを見守り支えること、だいせん=地域社会に根ざしたその人らしい暮らしや交流の機会を提供すること・繋ぐこと、といった想いを込めて名付けられています。

 『じょぶライフだいせん』では、施設入所支援・生活介護・短期入所・就労移行支援・ジョブコーチ・共同生活援助・相談支援の合計7つの事業を運営しています。開設より10年近くなることから、利用者の状態像やニーズも多岐・多様化してきました。様々な想いに寄り添って、必要な支援が適切にできるように、スタッフのスキルアップや連携の力が一層求められています。

 より良いサービスを届けること…。それには、まずスタッフが元気で前向きに活性化することが必要です。その環境づくりを強化することが急務です。学ぶ・交流する・高める・発信する…といった事業運営・事業所の環境を整えていきたいと思っています。

 利用者の声を聴き、選択や自己決定を尊重することを大切にして、まずは、スタッフ同士が尊重し合い、事業者がスタッフを敬う環境を整備したい。取り組みを通じて、過ごす・働く心地よさ、快適で安心・笑顔が触れ合う空間、夢を達成させること、よい目標を持ちあうこと、助け合うこと、知恵を寄せ合うこと…等が高まることをイメージしながら、まずは、楽しく学ぶ取組みを少しずつ始めよう。ご利用者・ご家族・支援者・地域で一体感をもてるようなものを10周年の節目に…。いま計画を立てているところです。

じょぶライフだいせん