丘のうえから
地域の事業所としてできること
平成28年2月29日
私たちの事業所は5年目を迎え、昨年の11月には、事業所から徒歩で10分程度のところにある南茨木多世代交流センター内に、新たにこども発達支援センター風を開所しました。
この事業は茨木市から受託し、茨木市に在住する発達障がい等の児童及びその家族を対象に、特性に応じた個別やグループによる専門療育と家族向けの研修や育児に困っている方を対象に集える場の提供を行っています。
また、事業所の敷地内では、念願の事務所増築工事が始まり、日々景色が変わっています。4月以降には相談支援事業と共同生活援助事業の事務所が移転することになります。
特に相談支援事業を利用される方にとっては安心して相談していただける環境となり、職員も期待しています。また、共同生活援助事業の利用者の皆さんも、気軽に事務所を訪問していただけるようになります。
最後になりましたが、就労継続支援B型の事業では、自主生産品の第1号として、シフォンケーキの製造販売を始めました。現在は限られた場所での販売となっていますが、今後はみなさんのティータイムのお供になれるよう目指していきます。
地域生活総合支援センターあい
新たな環境で・・
平成28年2月22日
くすのき寮の生活介護は、生活棟をもとにした5つのグループで活動しています。利用者それぞれに「これは好き」「ここが好き」と好みの活動メニューや空間があります。
歩行や体操、音楽、糸くり作業、畑作業、刺繍やちぎり絵、職員手作りのゲームなど様々に組み合わせ、プログラムを提供しています。お話の会、絵画、ハンドベル演奏などボランティアの方にも多く来ていただいています。畑作業では、ちょっとしたスペースを利用して花や野菜を育てています。除草作業や水やりをしながら「きれいだな」「大きくなったなー」と成長を見守り、収穫した野菜は昼食に添えていただきます。
今、事業団では新しい施設やグループホームの建設が急ピッチで進んでいます。くすのき寮利用者も来年度、再来年度には、全員がグループホームや新規施設に移行されます。それぞれが安心して新しい生活に移れるよう、好みのプログラムや支援のノウハウなど移行先の職員としっかりと情報交換したいと考えます。
新しい環境で、少し緊張しながらも生き生きと活動する一人ひとりの姿を思い浮かべ、その一角に季節の草花や野菜が顔を出していたら楽しいだろうなと想像しているところです。
くすのき寮
事業団で最も海に近い事業所
平成28年2月15日
ワークさつきは、泉大津市に在り徒歩20分程度で海を眺めることが出来る立地にあります。
昨年の10月29日には一般貨物船の新造船見学会にご招待をいただき、利用者の方達と一緒に見学しました。
利用者の方達は、これまで長距離散歩で海まで行き貨物船やフェリーを見ることはありましたが、船に乗ることははじめて、貨物船とはいえ真新しい船の貨物倉や居住区は新鮮であり、特に甲板から見る景色は最高で利用者の方達はとても満足していました。海に近いと色々楽しいことがいっぱいです。
しかし、海に近いということは津波が心配です。そこでワークさつきでは、津波を想定した避難訓練を毎年1回行っています。また、今年度は、11月5日午前10時の「緊急地震速報訓練」・10時3分の「津波避難訓練」の訓練放送を合図に泉大津市の津波避難訓練にも参加しました。
これからも海を活かした余暇支援、津波等の災害を想定した訓練を継続し、利用者の方達が安全で安心できる事業所にしたいと思います。
ワークさつき