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丘のうえから

採用活動

平成27年8月24日

 来年度に向けた求人活動が8月1日から解禁となり、新卒者の求人活動も開始できるようになりました。この業務は将来の事業団を担う大切な人材を採用する重要な業務で、私たちが何よりも力を入れる業務の一つです。求人活動で、多くの大学や専門学校を訪問し、私たちの法人についてアピールし、少しでも学生のみなさんに興味を持ってもらえるよう説明をして回ります。学校の担当者も真剣に法人の事業内容や採用体系等の話に耳を傾けてくれます。また、現在の学生の様子なども伺う事ができ、仕事に対する考え方などは、私の学生時代とは大きく変わっているんだと実感することがあります。

 募集案内を手にした学生さんは、私たちの法人に興味を持ってくれただろうか?興味を持ってくれたとしても応募をしてくれるのだろうか?などと、期待と不安が同居する気持ちで過ごす日々が間もなく終わります。たくさんの魅力的な学生が応募してくれ、将来の事業団を支えてくれる一人でも多くの方と春に再会できることを願っています。


在りし日の職員を思いながら

平成27年8月17日

 先月、当事業所の優秀な支援員を亡くしました。前日まで勤務していたのに…。当日朝の突然の電話はご家族からでした。取り急ぎ病院に駆け付けましたが、集中治療中のため会えず、その日の二回目の連絡が訃報となりました。お昼過ぎまでのあっという間の出来事でした。今は静かに心よりご冥福をお祈り致します。

 何よりも日頃支援されていた利用者の反応がとても大きかったことから彼の実直な仕事ぶりが窺えます。人は、居なくなってからの方が、その人の存在の大きさや価値がわかるものだと思います。人事異動や配置転換でも、後任者には、前任者の仕事観や在任中に注力したところが散見できます。我々も後世に立派な足跡を残すための努力を怠らないようにしなければと思います。それができるのは、現役だけなのですから。

 そのためにも、いつまでも立ち止まっているわけにはいきません。今は事業所として、新しい一歩を踏み出す時です。まずは、この原稿を投稿すると、彼が残してくれたものを大切にしつつ、あの日のままになっている支援室の歩行訓練担当の彼の写真をしまおうと思います。


「余暇活動を応援します」

平成27年8月10日

 大阪府立稲スポーツセンターは、障がいのある方のスポーツ及びレクリエーション活動を支援し、社会参加の促進を図ることを目的に、平成8年に大阪府箕面市に大阪府が設置し当事業団が運営を受託し今日に至っています。

 皆さんは、「充実した日常生活が送れていますか?」と問われると、どのように答えられますか。人それぞれに生活パターンや生活リズムに違いはあるでしょうが、障がいの有無にかかわらず、充実した日常生活を送るにあたって、趣味や生きがいをもった生活を送ることが大切ではないかと考えます。

 稲スポーツセンターでは、趣味や生きがいづくり、余暇活動を支援するプログラムとして、主に土曜日、日曜日に20種類を超える教室やスポーツ練習会をはじめ、スポーツ大会、コンサートなどを実施しています。たまにはのんびり過ごす休息日も必要ですが、「共通の趣味を持った仲間との交流」「身体機能の維持、体力の増進」「スポーツのスキルアップ」「リハビリテーションとしてのスポーツ」など、余暇活動の場として稲スポーツセンターをご活用いただければと思います。初心者の方にも安心してご参加いただけるプログラムを用意しております。

 稲スポーツセンターは、余暇活動が日常生活の一部として定着し、QOLの向上が図れるよう応援します。