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丘のうえから

念願の事業所がオープン!

平成27年9月7日

                                            かぜ

 11月1日に南茨木多世代交流センターにて『こども発達支援センター風』を開所いたします。こども発達支援センター風は、就学前の発達障がいのお子さんを対象に専門療育を行う事業です。

 今まで、茨木市内に専門療育を行っている事業所がなく、高槻市や箕面市まで通っている実態がありました。ご家族からは、茨木市内に専門療育を受けることのできる事業所を作ってほしいという希望が何年も前からあり、やっと、念願の事業所ができるということで、期待されている方が多いとお聞きしています。また、茨木市内に開所することで、ご家族の負担が軽減でき、お子さんと接する時間が多く取れるのではないかと思います。

 私自身も、こどもを育ててきた親として、こどもと接する時間を多く取らなければいけない時期があると考えます。私の経験から思い返すと、就学前から小学校の間が、その時期なのかなと思います。

 こども発達支援センター風は、ご家族や関係機関等の期待を裏切らないよう、少しはプレッシャーを感じ、責任感を重く受け止めながら、開所に向けた準備を行っていきたいと思います。


現在・過去・未来

平成27年8月31日

 私は昭和55年に事業団に採用され、当初、しいのき寮に配属されて35年が経過しました。当時、大阪府立金剛コロニーには8つの寮があり、5月にコロニーまつり、8月に盆踊り、10月には運動会があり、コロニーの3大行事と言われ利用者、職員、ご家族が一緒になって楽しく過したものです。利用者も若く、地元の事業所に就職している人たちもたくさん利用されていました。

 時を重ね、福祉の考え方が施設福祉から地域福祉へと変わりました。最大で850名の方が大阪府立金剛コロニーを利用されていましたが、大阪府立金剛コロニーではグループホームの制度が整備される以前より利用者の希望に沿って地域生活を支援してきました。この間、約350名がグループホーム等を利用し大阪府立金剛コロニーを後にされています。

 利用者、職員、関係者の汗と努力で地域生活が実現でき、職員が地域生活の継続を支えています。数字を並べるのは簡単ですが、そこに行きつくには幾多の苦労もあったことかと思います。色々な過程や先輩諸氏のおかげで私たちは今、利用者の支援に当たることができています。これからも利用者に利用したいと思ってもらえる施設を目指し、末永く未来に向かって発展していけるよう、若い世代にバトンをつないでいこうと思います。

 


採用活動

平成27年8月24日

 来年度に向けた求人活動が8月1日から解禁となり、新卒者の求人活動も開始できるようになりました。この業務は将来の事業団を担う大切な人材を採用する重要な業務で、私たちが何よりも力を入れる業務の一つです。求人活動で、多くの大学や専門学校を訪問し、私たちの法人についてアピールし、少しでも学生のみなさんに興味を持ってもらえるよう説明をして回ります。学校の担当者も真剣に法人の事業内容や採用体系等の話に耳を傾けてくれます。また、現在の学生の様子なども伺う事ができ、仕事に対する考え方などは、私の学生時代とは大きく変わっているんだと実感することがあります。

 募集案内を手にした学生さんは、私たちの法人に興味を持ってくれただろうか?興味を持ってくれたとしても応募をしてくれるのだろうか?などと、期待と不安が同居する気持ちで過ごす日々が間もなく終わります。たくさんの魅力的な学生が応募してくれ、将来の事業団を支えてくれる一人でも多くの方と春に再会できることを願っています。