丘のうえから
地域支援課の役割 ~羽ばたき~
令和7年1月27日
地域支援課は今年度に新しくできた部署で、こんごう、かつらぎ、にじょう、地域生活総合支援センターきららの相談事業を統合再編した『相談支援センターこんごう』も兼ねています。
地域支援課の主な役割として、法人内の各事業所や地域の関係機関と連携を強化するため、現在は主に南河内エリア会議を立ち上げ、情報共有や、地域の事業所見学等の調整をしています。
また、近年課題となっている、入所施設からの地域移行を推進するため、『大阪府地域生活促進アセスメント事業』にも参画しています。今年度は入所施設利用者や待機者に向け、アセスメントシートの作成をしており、来年度にはモデル(富田林)市で実践していきます。
相談支援では、当法人を含めた南河内の社会資源を活かし、利用者の方の希望する生活の実現に向けて『かゆいところに手が届く』支援をモットーにしています。それに加えて相談員の育成も担っています。
支援の要となる相談支援専門員が増え、各事業所等で活躍できれば、今以上に利用者の方の希望する生活の実現ができると思っています。
地域支援課・こども発達支援課の事務所がある多目的ホールの玄関には、5月頃にツバメの巣が作られました。最初は撤去も考えましたが、最後の巣立ちまで見届けようと職員間で一致し、日々様子を見ていました。何度もヒナが落ちるアクシデントもありましたが、その度に巣に戻すことで無事に巣立っていきました。
障がいのある方を支える中でもアクシデントはあると思います。職員や関係機関が一丸となって支援を行い、利用者の方たちが大きな翼を広げて羽ばたき、充実した生活と各所で活躍ができるように目指して取り組んでいきます。
地域支援課
“ワンダフル”な1日を
令和7年1月14日
すくよかにセラピードッグがやってくる!
昨年度に試行的に始めたセラピードッグの訪問体験。犬が利用者さんの突然の行動にびっくりして吠えたり噛みついたりしないか、犬を見て利用者さんがパニックにならないか・・・などなどのシナリオが頭の中をよぎりながらも計画を進めていきました。
そして迎えた当日。運営メンバーの心配を他所に思った以上の大盛況‼コロナ罹患で一部出入り制限がかかったユニットがあったにも関わらず、約6割の利用者さんがセラピードッグと触れ合いました。
利用者さんの笑顔、そして驚いた顔や行動・しぐさに企画の大変さが吹っ飛んだ思いがしたのを覚えています。そして、すくよか職員自身も心待ちにしていたので、当日セラピードッグに癒されました!
あれから1年。今年は、昨年の大盛況ぶりを考慮して、2日に分けての開催としました。今年もセラピードッグと触れ合った利用者さんがどんな表情や行動・しぐさを見せてくれるのかを楽しみに、職員もワクワク、ソワソワしながら、2月28日(金)と3月13日(木)、『わん!だふるDAY』を開催します!
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すくよかワンワンの会 村田瑞穂
地域の相談場所
令和6年12月30日
相談支援センターみらいでは、特定相談支援、障害児相談支援、一般相談支援をしています。主な業務としては併設している地域生活総合支援センターいまの利用者の方を含む、守口市に住まわれている障がい児・者を中心にサービス等利用計画の作成や、日常における困りごと等の相談を聞き、より充実した生活が送れるよう支援しています。外出希望があった利用者の方と事業所がうまくマッチングでき、「外出できるようになって嬉しい、ありがとう」や、保護者の方から「困ったときに相談できる場所があって助かってます」等の声を直接聞けたとき、仕事のやりがいを強く感じます。
また、守口市より障がい児の委託相談を受託しています。地域に暮らす障がい児やその家族や関係機関からの相談を受け、地域での相談体制の充実を目指しています。相談内容としては、サービスの利用方法などの障がい福祉に関する専門的な相談から病院の紹介、近隣トラブル、進路先の相談等一般的な相談まで多岐にわたります。
市の相談事業を受託して今年で約3年が経ち、少しずつですが市民の方からの認知が進んできたと感じています。今後も関係機関と連携しながら、市民の方が安心して相談できる場所になるよう取り組んでまいります。
地域生活総合支援センターいま