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丘のうえから

~こどもの相談所としての役割~

令和2年2月24日

 相談支援センターmumは、平成28年9月に、併設するこども発達支援センターmumと共に誕生しました。4年の歳月が経ち、地域に根差した事業所になってきました。

開所してからの3年間で新規相談件数は1,735件になりました。これは委託を受けている河内長野市のこどもに関する相談件数です。こどもの発達についての心配が増加していると感じます。相談を聞かせてもらって、実際にどんな場所で療育が行われているか見学して頂くことで、保護者の方から、療育や支援方法についてのイメージが湧きやすかったとの声が聞かれています。

 こどもを取り巻く環境は、日々変化しています。学校、幼稚園、保育所、事業所、病院との連携は欠かせなくなっています。関係機関との調整を行い、地域に理解して頂くことで、こどもたちの「生きづらさ」の軽減につながればと思います。

地域生活総合支援センターきらら

 


阪神淡路大震災から25年

令和2年2月10日

 阪神淡路大震災から25年という月日が経ちました。当時、施設やグループホームなどで生活されていた利用者と支援に携わっていた職員は想像を超える状況におかれていたと思います。

 あいあい・ほくせつは、地域で生活される90名の利用者を支援しています。皆様が生活されるグループホームでは、防災訓練とは別に年2回、非常食を食べるなどの練習をしています。今回は1月17日に訓練を行いました。

 前回は、LEDのランタンやカセットコンロの使い方、非常用のごはん(アルファ米)を食べる練習を行いました。利用者から、「もう一回やってみたい」という声もあり、今回は、災害時に支援員や世話人がホームへ行けなかった場合を想定し、非常用のごはんと、温めなくても食べられるカレーを使って食事を作る練習をしました。また、普段は使うことが少ない缶づめを開ける練習もしました。その後、災害の時に使用する水、非常食を机に並べて食べ方を確認すると同時に、消費期限などの確認も行いました。その他にも、水が出なくなったときのトイレの使い方として、ポリ袋と凝固剤を使った練習もしました。近年は地震だけでなく、大雨や台風による災害が起きています。あいあい・ほくせつでも2年前、台風で電柱が倒れ2日間停電したホームがありました。

 阪神淡路大震災は、我々にたくさんの教訓を残してくれました。私たちは、何か起こった時だけではなく、日頃から災害に備え「今できること」を意識して利用者の安全を確保していきたいと思います。

 

 

明光ワークス


ハートフルの地域活動支援センターⅡ型

令和2年1月20日

 「ハートフルのサービスにたどりつくのに苦労した。パソコンで検索しても見つかりづらかった」と、ある方から言われました。

 そのサービスとは、地域活動支援センターⅡ型のことでした。理学療法士が中心となって、運動療法や日常生活動作訓練が行えるサービスを実施しており、「維持期リハビリテーション」とも言います。

 

 対象者

  ・茨木市在住18歳以上65歳未満の、障害者手帳を持っている方でリハビリテーションが必要な方。

 開所日

  ・火曜日から土曜日(祝日、年末年始は休所)

  ・午前の部:9時30分~正午 午後の部:1時~3時30分

 内容

  ・理学療法士によるストレッチ

  ・平行棒、立位台、エルゴメータなどの機械を使用した機能訓練

  ・風船バレーやカードゲームなどの社会適応訓練

  ・編み物・手芸などの創作活動による作業訓練

 

 事業についての情報発信が不十分であることに、大変反省しました。もっと、積極的に宣伝して、茨木市の皆様広くサービスを知っていただけるよう努力していきたいと思います。 

  

茨木市立障害福祉センターハートフル