丘のうえから
「笑顔いっぱいにじょうフェスタ」
令和元年12月2日
今年もにじょうフェスタが盛況のうち終了しました。
施設最大イベントとして、利用者の皆さんが一番楽しみにしている年に一度のお祭りです。今年は10月26日に開催され、利用者の皆さんの趣向に合わせた催し物や、模擬店が並び、普段とは違った一日を楽しむことが出来ました。
ボランティア、関係者の皆様方のお力添えにより、無事終了いたしましたこと、この紙面をお借りし、御礼を申し上げます。ありがとうございました。
さて、今年のフェスタも皆さんの笑顔が一杯でした。「たこ焼きを頬張る笑顔」「ご家族と談笑している笑顔」「阿波踊りのリズムに合わせた笑顔」「ショーを楽しむ笑顔」「生演奏に合わせた笑顔」、利用者の皆さんに、そして、職員に、ご家族に、ボランティアの皆さんに、一杯一杯の笑顔が見られました。
笑顔を見て嫌な気持ちになる人はいません。笑顔は、人を笑顔にしてくれるはずです。笑顔を見ると幸せな気持ちになれます。にじょうは、笑顔が足りているかな?いつも笑顔が絶えないにじょうになるよう、職員一同、利用者の皆さんと時を過ごしたいと思います。
「笑顔」素敵な言葉です。笑顔=ええ顔。素敵な「ええ顔」を大切に、一人ひとりを大切に支えていきたいと思います。これからもにじょうの応援よろしくお願いいたします。
【 今年一番のええ顔 = 笑顔 】
にじょう
利用者の楽しみであり生活に欠かせないもの、それは食事
令和元年11月18日
かつらぎでは、利用者にいつまでも健康に過ごしてもらえるよう、そして日々の食事が楽しみの一つとなるよう、日々試行錯誤しながら献立を作成し、給食を提供しています。ユニットへ行くと「今日はカレーやからお仕事がんばってくるわ!」「今日のごはんおいしかった!」と言っていただけたり、「見て、これ頑張って食べたよ!」と、今まで食べられなかった物が食べられるようになったことを嬉しそうに報告されたりと、毎日の給食を楽しみにしている様子が伺えます。
また、給食により楽しみをもてるよう、月に2回選択メニューを取り入れたり、正月やクリスマス等には、食事での季節感と特別感を大切にしています。ユニットごとの行事の際には、通常使用している食器ではなくお弁当形式で提供したり、ユニット独自の特別メニューに変更して提供するなど、食でもイベントを盛り上げています。
今後、利用者の高齢化に伴いそれぞれの咀嚼・嚥下能力に合った食事の提供がより必要になることが考えられます。これらのニーズに対応しながらも日々の生活に潤いのある給食が提供できるよう、給食業者スタッフとも連携して、これからも積極的に取り組んでいきます。
かつらぎ
一人ひとりに合わせた暮らしの実現に向けて
令和元年11月5日
かんなびのさとは、事業団のなかで、唯一介護保険制度に則った施設として12年目を迎えています。そのなかで、昨年他法人のユニット型特養を見学する機会を得て、改めて「ユニット型特養」の意味を考えていこうということになり、早速有志を募り「ユニットケア推進委員会」が立ち上がりました。
今は「施設」であっても我が家のように落ち着けるよう、創意工夫に富んだ「設え」と、個別ケアを進めるツールとして、24時間シートの作成に取り掛かっています。
これまでにも入居者一人ひとりの介護の状況は、アセスメントシートとして作成してきました。さらに、24時間の時間軸でその方の生活リズムを把握し、ご本人の希望、ご自身でできること、必要なサポートなどを書面にしています。これにより職員間の情報共有ができ、統一したサポートや入居者の方の変化に気づきやすくなります。
このように、これまで当たり前と思っていたケアを、もう一度「個別ケア」の基本を見直しすることで、一人ひとりの心地よい暮らしの場の実現に向けて一歩ずつ歩みを進めています。
★我が家のような玄関に変身 ★共同生活室の中の畳スペースで足を伸ばしてゆったり
かんなびのさと