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丘のうえから

ここに生き続ける思い

令和元年10月21日

 

 こんごう福祉センター内にある、かんなびのさとの駐車場奥の一画に「いのりの塔」という碑が建立されている場所があります。その塔は法人の施設を利用されている期間に亡くなられた利用者と、法人で勤務され在職中に亡くなられた方々を偲んで1974年に建立されました。

 昨年までは年に一度「こんごう福祉センターまつり」の開催に合わせて祈念式典を行い、故人の家族や関係者、職員に参列いただいていましたが、そのこんごう福祉センターまつりも様々な環境の変化により本年以降廃止となりました。

 式典は廃止となりましたが、今年から総務課が中心となり、施設長・寮長のお力も借りながら、「いのりの塔」を維持していくため周辺の草を刈ったり、塔を清掃し、お花を毎月お供えさせて頂いています。

毎月の整備が終わると、とても清々しい気持ちになり、1969年から続くこんごう福祉センターで長年過ごされ亡くなられた方々に思いを馳せる時間があります。

 そしてこれからも利用者の気持ちに寄添い、共生社会の実現、障がいの理解、交流と参加、福祉社会への貢献ができる様、活動する気持ちを新たにします。

「いのりの塔」はそんな思いを再確認させてくれる場所です。

 

総務課

 

 


災害に備えて

令和元年10月7日

 今年の夏も、大雨や台風に見舞われ、日本全域で大きな災害がいくつも発生しています。

 8月9月にかけても、多くの方々が大雨による浸水や暴風による家屋の倒壊、損壊の被害を受けられ、今でも元の生活に戻ることができていない方々も大勢おられます。また、大阪北部や北海道などでの地震による大きな災害も記憶に新しいところです。災害に見舞われた皆様には心からお見舞い申し上げます。

 私自身大きな災害の被災者となった経験はありません。このため防災に関する研修を受けはするものの、「防災」ということについて強い緊張感、切迫感を強く感じたことはあまりありませんでした。しかし、この数年は、全国の被災状況を見るにつけ「備えをしっかりしておく」必要性を心から感じるようになりました。9月の大雨で、松原市の西除川(にしよけがわ)がはん濫危険水位にまで迫ったこと、おんどのすぐ前の水路が道路にあふれるほど増水したことなどを目の当たりにし、万が一のことがあった時に利用者の皆さんの安全と生活を守る「備え」を改めて点検し、真剣に準備に取り組まなければと気持ちを新たにしました。

 また、おんどは松原市から福祉避難所として指定を受けており、災害時には福祉避難所

を必要とする地域の方々を受け入れ支援を担うことになります。

この点についても、おんどとしてしっかりと自覚し、日頃から松原市や他の事業所さんとも連携し確実な準備をしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

地域生活総合支援センターおんど


スポーツの秋・文化の秋・稲スポの秋

令和元年9月24日

 

 スポーツの秋といわれるようになったのは、1964年の東京オリンピックがきっかけです。開会式のあった10/10が「体育の日」に制定されました。(現在は、10月第2月曜日)

 毎年体育の日に、稲スポーツセンターでは「レクリエーション大会」を開催しています。チーム対抗戦でおたまリレー、玉入れ、パン食い競争、魚釣りリレー等を行います。ご家族の方にも参加いただき、毎回大盛り上がりとなるイベントです。また、稲スポーツセンターは10/26にあいあいプラザ内で開催される、「あいプラ祭り」の会場となっています。

舞台会場では、利用者さんのダンスや合唱、高校生による吹奏楽やダンス、誰もが楽しめるバンド演奏、箕面市マスコットキャラクターのゆずる君による抽選会等を予定しています。模擬店会場には14団体が出店予定で、今年はキッチンカーが初登場します。その他のイベントには11/24「知的障がい者卓球大会稲スポ杯」、12/15「クリスマスコンサート」を開催します。

 残暑が続いていますが、暑さが一段落すれば、過ごしやすい秋はもうすぐです。稲スポーツセンターに来られる方にとって、ステキな思い出に残る季節となるように、スタッフ一丸となって業務に努めていきます。

大阪府立稲スポーツセンター