丘のうえから
「ワークくみのきから」
平成30年10月9日
地域生活総合支援センターワークくみのきは、平成15年大阪狭山市に開所しました。平成28年4月に現在の地(同市)に移転し、5つの事業を運営しています。 場所は、南海滝谷駅から徒歩5分です。事業所の前には西除川が流れ、その川に向けての傾斜地にあります。大野のぶどう畑を遠望することができ、敷地内にはひめホタルが生息する竹林があります。
事業所と川の間には桜やたんぽぽが咲く河川敷公園があり、散歩コースになっています。
このような環境の中、多機能事業所としての就労継続支援B型は広く利用者のニーズに合わせ、軽作業(受託軽作業)・製菓(クッキーの製造販売)・フィールドワーク(公園清掃等)の3つの班があります。
生活介護は今年の8月から入浴サービス(特殊浴槽による)も始めました。又、多くのボランティアとの交流も行っています。
グループホームは大阪狭山市等に7か所展開し、生活の場を提供しています。より豊かな地域生活が送れるよう支援を行っています。
相談支援事業所として、相談支援センターぱるぱるがあります。大阪狭山市より委託を受け、地域で暮らす障がいのある方とご家族の生活を支えるための住宅福祉サービスです。
大阪狭山市発達障がい児等支援事業 手をつなGo! は、大阪狭山市在住の小学3年生までの子どもを対象に療育活動を、また、中学3年生までを対象に相談等による支援を行っています。
夕方、ワークくみのきから、日中活動等で一日様々な活動や他者との交流を経験した利用者の方々が、この景色の中を帰宅されています。その後ろ姿を見送りながら、本人にとって充実した毎日を送っていただけるような支援を行っていることを願うばかりです。
今後も、地域に住まれている障がい者の地域生活支援の拠点としての一躍を担っていきたいと思います。
11月3日(土)には、くみのきフェスタを開催します。ご家族、利用者、地域の方々を招き盛大に催します。みなさまもご来場ください。
地域生活総合支援センターワークくみのき
「おもしろかったよ」に支えられ
平成30年9月18日
茨木市立障害福祉センターハートフルは、多種なサービスを行っています。地域活動支援センターⅡ型、生活介護、入浴サービスなど福祉サービスに加えて貸室やハートフル講座・各種市民講座の企画運営を行っています。こういった組み合わせで事業を実施している事業所は、他には少ないと思います。
講座の特徴を紹介しますと、「ハートフル講座」は年度の前期、後期それぞれ8回の連続講座になっています。「広報いばらぎ」を通じて、広く募集することもあり、人気の講座は抽選になることもあります。今年度は、陶芸・絵画・さわやか健康体操・エアロビクス・卓球・音を楽しもう・楽しいインターネット活用術の併せて7講座を実施しています。
「市民交流講座」は今年度初めて取組んだもので、障がいの有無に関わらず、市民の交流を目的に、スポーツ吹き矢を楽しみました。
他にも、各種障がい者団体に委託して、音訳や文化、健康スポーツ、煎茶など、多彩な内容の「集いの場」を提供していただいております。講師他、実施に協力していただいている皆様には、毎回新しいものを取入れ、工夫を凝らした内容にしていただき、感謝に耐えません。(今年度はペタビンゴもあるんですよ)
利用者、受講者の皆様の多くの笑顔や満足の声が私たちの励みとなり、「おもしろかったよ。」の言葉にいつも支えられています。
茨木市立障害福祉センターハートフル
夏の思い出
平成30年8月27日
今年の夏は去年にも増しての猛暑。しいのき寮D棟の子どもたちは、8月後半の旅行を楽しみに、もうすでに日記以外の宿題は終わらせ、グループごとに旅行のプランを練っています。準備は着々と進んでいるようです。
今年は浜寺公園で遊び、ユースホステルでバーベキューや花火を楽しみ、翌日は天王寺でグループ行動の予定です。
去年は伊賀のもくもくファームに行きました。レンタカーと寮の公用車ノアに乗って出発です。着いてすぐにお弁当を食べ、ウインナーづくりです。思ったより根気のいる作業でしたが、おいしいウインナーを作ろうと頑張りました。ザリガニ釣り、ハンモックでゆらゆら、ボート漕ぎや、竹馬、豚のショーもかわいくて楽しめました。目いっぱい遊んで、お帰りビレッジでお風呂にはいり、夕食はもくもくファームで育った新鮮野菜とおいしいお肉のバーベキュー。ソーセージもお豆腐もどれも「おいしいね!」と、笑顔がこぼれます。お替り自由で、日ごろ食の細い子どももびっくりするほどの食欲でした。食事の後は花火を楽しみ2棟のコテージに分かれて、枕を並べて職員も一緒におやすみなさ~い。翌日は、朝食もたっぷりとおいしいものを食べて、電車で柘植駅から天王寺駅へ。グループごとに天王寺で映画を見たり、カラオケ、買い物をしました。
「切符買うとき緊張したよ。」「帰りの電車1本乗り遅れたー。」
そういえば一昨年は「電車乗り間違えたー!」そんなグループもありました。ハプニングも楽しい思い出になっているようです。元気で帰れればOK。
さて、今年の旅行はどんな思い出になるのでしょうか。子どもたちの成長が楽しみです。
しいのき寮