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丘のうえから

2年目「かつらぎ」スタート!!グループホーム始めました。

平成30年5月7日

 平成29年4月、桜の満開とともに「かつらぎ(障害者支援施設)」が開所して1年が過ぎました。開所当時は、ゆっくりと桜を見る余裕もなく、慌ただしく日々を過ごしていたのを思い出します。1年が経過する中でユニットの生活も安定し、日中活動の場からは、日々元気な利用者の方の笑顔が多く見られるようになりました。年度後半には、ユニットや「もっと(通所・就労継続支援B型)」において、会食を兼ねた行事やバスツアーなども実施できました。

開所初度かつらぎが力を入れたことは、個別支援と、ご家族様との関係づくりです。個別支援では、利用者の方の特性を考慮して、見通しを持つためのツールや、日常の生活に楽しみが増える企画を模索し、積極的に取り入れました。また、ご家族様には、定期的な機関紙の発行や、普段からの関わりを通じて、利用者の方の日頃の様子を知っていただくことを心がけました。公聴会や試食会以外に各ユニットでの家族懇談会も開催し、多くの方に参加して頂きました。

 

今年度からは新たにグループホームの運営をすることになりました。地域で生活をされている利用者の方には、これまでと同様に安心で安全な暮らしを守り続けていきます。かつらぎは利用者の皆様と一緒に、これからも力強く成長を続けます!

かつらぎ


旧総合管理棟まわりが生まれ変わりました!

 平成30年4月23日

去る3月31日、旧総合管理棟まわりの工事の囲いがなくなりました。

 

建物跡地の広場やリニューアルした多目的ホール、その前の東屋、屋外トイレなども竣工し、法人事務局までの歩道も整備が終わりました。通路はできるだけ段差をなくし、車いすでも通行しやすいように考えましたので、みなさまによりよく使っていただけるようになったのではないかと思います。旧総合管理棟玄関前の車寄せだった所も、ポケットパークに生まれ変わりました。

 

建物の撤去工事が始まったのは昨年の7月でしたから、9ヵ月もの間、ここは工事の囲いの中だったわけです。いったい何ができるのか、気になっていたのではないでしょうか。

広場の仕上げは「インターロッキングブロック」という舗装材料を使っています。公園や歩道などでよく使われているものです。また、透水性のものを使っていますので雨の後も水が溜まりません。

この広場、なんといっても広く、舗装部分の面積は約1500㎡あります。これだけの広さをどんな色にするのか、どんな模様にするのか、随分悩み、何枚もデザイン画を描き、材料を10枚以上取り寄せ現地に敷き並べて見比べて、今の色と模様に決めました。撤去工事の際になんとか残せた大きな2本のクスノキのまわりには芝生を敷き詰め、小さいながらも芝生広場を作りました。日差しの強い日もこのクスノキの木陰で涼しく快適に過ごしていただけると思います。

 

みなさまが散歩されたり、ベンチに座ってのんびりされたり、テーブルでご飯を召し上がっているのを見かけるとうれしくなります。これからもみなさまに親しまれる憩いの場としてご活用いただければ幸いです。

 

 

 

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事業課

 


新年度を迎え

平成30年4月9日

 平成30年度、「丘のうえから」“第一号”を、こんごう福祉センターから寄稿させていただきます。

 

今年の桜は、全国的にも開花が早く、こんごう福祉センター内の桜も4月2日には満開で、新年度のスタートを祝うかのよう見事に咲き誇っていました。

 

法人事務局前広場の再整備、旧レクリエーションセンターの改修工事も終了し、利用者の皆様の散歩コースや憩いの場として、また、旧レクリエーションセンターは、多目的ホールとして、行事や職員研修会議の場として4月から解放されています。今年のこんごう福祉センターまつりもこの広場で開催します。ぜひお足を運んでいただければと思います。

さて、昭和44年に大阪府立金剛コロニーを運営する法人としてスタートいたしました大阪府障害者福祉事業団ですが、昨年府立金剛コロニーは、こんごう福祉センターと名称を変え、また、「かつらぎ」、「にじょう」といった新しい施設もオープンしました。

今年は、旧授産園芸課の跡地に大阪INA職業支援センターのグリーンハーベスト科も新設され、訓練生が通われています。従前の大阪府立金剛コロニーをご存じの皆様には、すっかり姿を変えたこんごう福祉センターに驚かれるかと思いますが、ぜひお越しいただき、新しくなったこんごう福祉センターをご覧いただきたいと思います。

 

また、平成15年より、富田林駅前で、共同生活援助事業、相談支援事業、居宅介護事業を運営しておりました地域生活総合支援センター「ゆう」は、その事業をこんごう福祉センター内の障害者支援施設等と、一体化させ、共同生活援助事業は、「こんごう」、「かつらぎ」に、「にじょう」には、同じく共同生活援助事業と相談支援事業を、居宅介護事業につきましては、特別養護老人ホームかんなびのさとへそれぞれ事業を移管しております。

 

「ゆう」の歴史の中で培われた支援力を生かし、入所支援と地域生活支援を一体化させ、これからも利用者の皆様に寄り添ってまいりたいと考えます。

 

こんごう福祉センター長  阪口 勉