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お知らせ

2021年8月20日
モノを壊す人が減ってきた

【感情の表現】

東京五輪・テニス・男子シングルスで世界ランク1位のジョコビッチ選手が3位決定戦で敗れ、ネットの支柱にラケットを投げつけて破壊する行為が物議を醸しました。

 

昔はテニス(スポーツ)に関わらず、モノを壊して感情を表現することは珍しいことではなかったような印象もあります。ミュージシャンが楽器を破壊するパフォーマンスもよく見かけましたが、近年はそういったシーンをあまり見かけなくなりました。

 

やはり昔の方が、こういう行為は多かった印象がありますし、こういった行為を一種の娯楽として観賞していたと思います。

 

 

【時代の流れ】

モノを大切に使いたいというのは、日本人ならではの感覚もあるかと思いますが、こういった動きは世界的にも広がっているように思えます。

 

過去にラケットを破壊した大坂なおみ選手に関しても、ヨネックスが明確に「望まない行為」と声明をだしていました。

 

大量生産、大量消費の時代は、とにかく物を作って、捨てて、その繰り返しで多くのお金が動いていきました。

テレビの企画でも、あの頃はエンターテインメントとして、もっといろいろなものを壊していた印象があります。

 

今でも大量生産、大量消費は可能なのかもしれませんが、あの頃に比べると、モノを大事に長く使うという考え方も芽生え始めているような気がしています。

 

スマホなども、古い機種でも長く使えるようにアップル社のサポート体制は万全です。モノを大事に長く使うという日本的な考え方は、世界標準になりつつあります。

 

 

 

【モノは大切に】

自分はけっこう物持ちがいい方で、できる限り大事に長く使いたいという気持ちがあります。

 

当法人でも不要になった備品をすぐに処分することはなく、他事業で利用できるか伺うリユースに取り組んでいます。

 

うっかり壊してしまうことはあるとしても、できるだけモノは大切に使いたいな~と思う今日この頃です。

電話072‐636‐8817
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