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丘のうえから

年末調整と実りの秋

令和3年10月18日

 

 

 

 10月に入り、法人事務局(給与・厚生)では年末調整の季節となりました。年末調整とは、職員のみなさんの1年間の給与総額が確定する年末に、その年に納めるべき税額を正しく計算し、すでに徴収した税額との過不足を求め、その差額を追徴または還付する手続きのことです。とても大切な手続きで、担当者はその準備に勤しんでいるところです。

 そんな作業のなか、昼休みに気分転換のため外に出ると、実りの秋を感じることができます。法人事務局の裏手には栗の木があり、今頃の季節になると大きな栗の実をつけます。季節が進むにつれ、いがから顔をのぞかせた栗が地面に落ち始めます。

 こんごう福祉センターでは、栗のほかにも四季折々の自然を楽しむことができます。春は景色をピンク色に染める桜、夏はやかましいほどの蝉の声、冬は一面を銀世界に変える白雪が、こんごう福祉センターに彩りと賑わいをもたらしてくれます。

 大自然に囲まれ、仕事の合間にリフレッシュしながら、午後の仕事に向かう秋の日です。

 

  

 

 

法人事務局(給与・厚生)


目指せ! 便秘改善!

令和3年10月4日

 

 

 

 こんごうでは、2年ほど前から便秘改善プログラムとして、毎日「腹部マッサージ」を実施しています。「腹部マッサージ」については、毎年、こんごうの職員研修の一環として、すくよかの看護師の指導のもと、職員が取り組めるようにしています。

 便秘改善プログラムのすべてを実施すると、一人に10分ほど時間がかかりますが、少なくとも、腹部を「の」の字のように手のひらでゆっくりと15回ほど回すだけでも十分な効果が得られます。この方法ですと一人1分ほどの時間ですみ、朝食後や入浴前の合間などの短時間でも実施できます。また、歩行が難しく運動の機会が少ない利用者さんにも有効です。

 便秘が続くと、食欲不振や頭痛などの体の不調が起こりやすくなります。こんごうでは言葉での意思疎通が難しい利用者さんも多く、排便状況を記録しながら、薬の服用や浣腸などの対応を行っていますが、なるべく薬の服用や浣腸などを頼らず、自然に排便してもらうのが理想的です。実際に「腹部マッサージ」を実施してからは、便秘の利用者さんも減っており、効果が見られています。

 

 

こんごう


地球温暖化の影響

令和3年9月21日

 

 

 

 温暖化の影響か、近頃は局地的かつ大量の降雨が全国各地で発生し、洪水や土砂災害など甚大な被害が出ています。すくよかのそばを流れるせせらぎ(小川)は、いつもちろちろとしか流れていないのですが、大雨が降ると濁流と化し、洪水とまではいきませんが、少し低くなっているみなみ棟玄関付近は今にも溢れそうになるため土嚢を用意しています。

 このせせらぎ、今年の初夏はワクワクすることがありました。玄関近くの水際でホタルがふわふわと、ポッポッと光りながら飛んでいたのです。2週間ほど楽しませてくれました。これは地域の方が幼虫を放流してくださったおかげなのですが、姿を見るまでは濁流に流されてしまってはいないかとはらはらしたものです。今年は子孫を残してくれたでしょうか…。来年が楽しみです。 

 温暖化は私たちの体調にも少なからず影響を及ぼします。病院機能を併せ持つすくよかでは日常的に医療ケアを必要とする利用者さんも多いうえ、高齢化も進んでいますが、こうした環境変化による影響等も踏まえ、これまで以上に肺炎や誤嚥などの疾病予防、そして転倒予防に配慮しなければなりません。

 感染対策や医療安全、摂食嚥下や褥瘡対策、療育や日中活動などなどの活動はもとより、防災対策もより充実させ、利用者さんが安心して楽しく過ごせる環境を更に整えたいと思います。

 

 

すくよか