丘のうえから
ようこそ!くみのきカフェへ!
平成30年2月13日
障害者支援施設 こんごうにお声をかけていただき、昨年の6月より月1回ペースでその名も「こんごうカフェ」と称し、こんごうに出張しての喫茶営業をしています。
1枚1枚成型し、まさしく手作りで焼き上げた、くみっきーと豆から挽いてじっくりと煎れたコーヒーやソフトドリンクを注文に応じお出ししています。
「注文とってきます。」「食器下げて来ます。」「いらっしゃいませ。」「ありがとうございました。」と製菓班メンバーの生き生きとした声に交じって、「ありがとう、クッキーおいしかったわ。また、来てやー。」「オレンジジュース、良かった。」など、お客様からの声に、ますます頑張って働くメンバーの姿があります。
「緊張するけど、こんごうカフェやってみたい。行きたい。」という、製菓班メンバーの声が多く、10月からは障害者支援施設にじょうにも出張での「にじょうカフェ」を営業させて頂いています。
このベースには平成28年3月末まで、狭山池博物館内で営業していたカフェテリア アンドゥでの、ノウハウと経験が引き継がれています。接客という1つの仕事の中に、相手のことを思って準備をする、丁寧な受け答えで注文を取り給仕する、接客の挨拶を忘れずする、商品や道具を大切に扱う、商品数やお金の管理もしっかりするなど、複数の仕事内容を要求されます。
そこには少し高めのハードルを飛び越えたような達成感があるのでしょう。
利用者の皆様それぞれの小さな成功体験を大切にしながら、職員も共に学んで生きたいと思います。
*くみのきカフェでは、クッキー(100円or 200円) ドリンク 100円で
ご提供しています。
*箱詰め、贈答クッキーなどご注文・ご予約も、うけたまわっております。
お電話にて、072-368-8550 まで、お気軽にお問い合わせください。
地域生活総合支援センター ワークくみのき
「18歳の春」を迎えます
平成30年1月22日
今春、しいのき寮では7名(男性5名、女性2名)が、支援学校高等部を卒業して「18歳の春」を迎えます。ご卒業、おめでとうございます。進路は、2名が生活訓練施設、1名が成人施設、4名がグループホームをめざしています。卒業生の皆様は、将来の生活に不安があると思いますので、関係機関が協力してサポートします。一般就労をめざす人は企業実習をします。グループホームを希望する人は、自活訓練棟を利用して訓練します。さらに、めざすところへの見学や体験利用を通して、進路先を決めていきます。この1年間色々な取り組みを行い、大きな決断をしていかなければならないのは、本人にとって本当に大変なことだと思います。選択肢はそれほど多くありませんが、自分で決める体験、経験が自信につながることを信じています。これから地域生活を歩み始めるしいのき寮の子どもたちが、のびのびと成長することを願っています。
しいのき寮
すぎのき寮&しいのき寮 児童寮の連携体制で活性化
平成30年1月8日
明けましておめでとうございます。
すぎのき寮は、昨年4月に成人の利用者の皆様が新施設の“かつらぎ”と“にじょう”に移られ、児童定員30人、成人定員10人の入所施設として、再スタートを切りました。
4月当初は、男女二棟でスタートしましたが、7月途中より一棟に統合し、空いた一棟を利用して、10月16日から年少児童棟として運用を開始しました。
それに伴い、主に小学生の利用者をすぎのき寮で支援し、卒業後は、しいのき寮に移行するといった流れとしました。(障がい特性によっては、すぎのき寮での支援を継続していきます)。そうすることによって、年齢の近いグループ構成が可能となり、支援の幅が定まり、互いが良好な刺激となって、共に成長しあえる環境となることを期待しています。
このように、すぎのき寮、しいのき寮で連携しながら支援を行っていく体制を構築していきます。
年少児童棟が開所して3カ月が経過しました。子どもゆえ、些細なことでの喧嘩は日常的に見られますが、活気ある集団としてまとまりつつあります。家庭的な雰囲気を大切にし、「明るく、楽しく、笑顔」をモットーに、皆さん基本的な生活習慣の獲得を目指しています。
すぎのき寮