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丘のうえから

三兄弟の末っ子です

平成29年8月21日

 平成29年4月1日、こんごう福祉センター内に新しい施設「にじょう」が開所されました。金剛コロニー再編の集大成として、平成28年4月には「こんごう」、平成29年4月には「かつらぎ」、「にじょう」の施設が開所されました。大阪府南東部にある、金剛山、葛城山、二上山がその名の由来となっています。二上山は、3つの中では標高が最も低い山ですが、日本最古の和歌集「万葉集」にその名が登場し、歴史的にも古くから親しまれた山になります。「にじょう」は三兄弟の末っ子といえ、利用者の皆様の平均年齢はもっとも高く、62.6才(平成29年4月1日現在)となっています。

 施設が開所して8月で4か月がたちました。4月当初の利用者の皆様は、居室の個室化や食堂・浴室等の設備など、新しい環境の違いに戸惑うこともありましたが、今では、皆様生活に慣れ、以前から暮らしていたかのように当たり前に生活されています。この適応力は、再編で何度もコロニー内の施設を移動されてきた経験が生きているのかもしれません。利用者の皆様の適応力には、感服するばかりです。

 もう一つ、それを支えているのは、利用者の皆様やそのご家族の皆様から我々に寄せられるお声と、それに応えようとする職員の意識であるといえます。高齢期の利用者の皆様の日常生活の変化に注意し、安心して「にじょう」での生活を送っていただくために、今後も支援力を高め、皆様から利用してよかったと思っていただける施設にしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

にじょう

 


法人内実地指導を行っています!

平成29年8月7日

 今年度より、事業課が主体となり、法人内実地指導を行っています。事業課職員が勉強会を重ね、法人内実地指導の準備を進めてきました。事業課も各事業所に足を運ぶことで、事業所の状況を肌で感じることができます。

 また、人材育成の観点もあり、サービス管理責任者が主に対応してもらうことで、担当業務の振り返りをすることができ、事業課の職員も知識の向上につながる良い機会となっています。

 法人の自立民営化は、各事業所が責任を持って安定運営ができる健全な事業所であると考えます。利用者の皆様への安心安全な支援、そして職員が安心して働ける職場、透明性のある健全な運営、これ等をさらに強化するため各事業所が健全な事業所であり続けられるよう、全力でバックアップしていけたらと思っています。

事業課

 


11年目のスタート

平成29年7月17日

 梅雨の真っただ中、じょぶライフだいせんの東側の植え込みでは紫陽花の花がきれいに咲いています。

 生活介護では、晴れた日には中庭で紙芝居、歌遊び、ゲームなどのレクリエーションを楽しまれています。楽しまれている利用者の皆様を見ていると、梅雨のうっとうしさも吹き飛ぶ思いです。

 また、7月7日には青空市と同時開催で七夕まつりとして、プラネタリウムを見たり、歌を歌ったりして利用者の皆様と楽しく過ごしました。笹には利用者の皆様の思いがこもった短冊がいっぱいでした。

 就労移行では、湿度が高く蒸し暑い中も自転車で施設外就労に向かったり、ハローワークで就職先を探したりと、利用者の皆様は就職に向け一生懸命に頑張っています。

 そんな、じょぶライフだいせんですが、平成19年4月の開所から丸10年が経過し、今年度から11年目がスタートしました。

 開所当初は、何もかも手さぐりで、ただ一生懸命に利用者の皆様の支援をしてきました。徐々に、どうすればよりよい支援ができるのか、どうすれば利用者の皆様に喜んでいただけるのかと、考えに考えた10年だったように思います。

 新しい11年目は、10年間を振り返り新たな気持ちで、利用者の皆様がいつも笑顔でいられる事業所にしたいと思います。

じょぶライフだいせん