丘のうえから

平成28年１月25日

　事業団では全職員が服薬支援の重要性、ミスの危険性を認識し、服薬支援に対する意識を高めることと誤与薬をなくすことを目的として、昨年度より期間を設定し「誤与薬ゼロキャンペーン」を実施し各事業所毎にキャンペーン活動に取り組みました。さらに、その取り組みが優秀である事業所には理事長表彰が行われました。

　今年度「すぎのき寮」は、与薬時に経験したヒヤリ・ハット事例について全職員を対象としたアンケートを実施し、誤与薬予防の対策、アイデア等の改善策を提起してもらい与薬ミスをゼロに近づける取り組みを行いました。その結果、全事業所の中で取り組みが優秀であるとの評価を受け表彰されました。

　与薬事故は職員のミスが原因で起こり、重大な事故につながるという意識を持ち、利用者のみなさんが安全な生活を送るようにしなければなりません。今回の表彰を励みにして誤与薬ゼロを目指します。

すぎのき寮

平成28年１月18日

　このたび、平成28年２月１日付けで事業団パンフレットをリニューアルします。

　今回は、事業団での取組みなどをよりわかりやすくアピールするため、実施事業に関するワンポイント写真を多数掲載。金剛コロニーの豊かな自然の風景も残しつつ、デザインを爽やかなものへと一新しています。さて、皆さまはどのような印象をもたれるでしょうか。お披露目まであとわずか。期待と不安が入り混じります。

　倉庫などを片づけていると、歴代の事業団パンフレットに出会うことがあるのですが、新たなものを見つけては、その都度、大切に保管してきました。それぞれに、その時代時代に伝えたかったメッセージが込められていて、事業団の歴史を振り返るうえでも大事な１ページだと感じます。

　私が知っている限りでも、事業団設立当初から数えて、少なくとも７度目のリニューアルとなる今般のパンフレット。新たなメッセージを乗せて、皆さまのもとへ届くことを願っています。

総務課

平成28年１月12日

　大阪ＩＮＡ職業支援センターでは、知的障がいのある方を対象とした、1年間の職業訓練を行っています。訓練の科目はパン・菓子製造科と園芸科の2科目があり、各科１５人、あわせて３０人の訓練生が、就職を目指して日々訓練に取り組んでいます。もちろん就職するための技術を身につけることが目的ですが、訓練生が長く働き続けることができるよう、周囲とのコミュニケーションの取り方や、仕事の上で起こりうる問題を解決する力を養います。今年度も３月の訓練修了まであと２か月となりました。訓練生の皆さんがそれぞれの進路で活躍できるよう、あと少しですが、訓練生の皆さんと職員が一丸となって頑張ります。

　さて、ここ数年、障がいのある方の雇用が大きく進んできました。制度の充実や就労支援機関の努力が結果につながってきたのだと思いますが、企業側も社内にジョブコーチを置いたり、障がいのある従業員の相談窓口を明確にするなど、受け入れる体制を整えてこられました。就労支援の機能が、企業内に備わってきているとも感じられます。就労支援の専門家である私たちとしては、障がいのある方の就労が「あたりまえのこと」になるように、なお一層、専門性を高めていかなければいけないと思うこのごろです。

大阪ＩＮＡ職業支援センター