丘のうえから
いざという時に備えて!
令和6年7月16日
令和6年6月25日(火)にワークくみのき避難訓練を利用者、職員総勢95名で実施しました。
訓練の目的としては、緊急事態が発生した時の利用者、職員の迅速かつ的確な避難行動による安全確保、パニックを防ぎ冷静に対応できる自信の向上、障がいの種別や程度に応じた特別な配慮の確認、消防署や地域との連携をポイントにしました。
近年の世界的な異常気象もあり、災害や緊急事態への備えとして、避難訓練とBCP(事業継続計画)の重要性は年々増しています。BCPは、災害発生後も事業を継続または早期に再開するための計画で、ワークくみのきも毎月の非常時対策委員会にてBCPがより現実に即し精度を高めたものとなるように検討して、ブラッシュアップを続けています。
避難訓練とBCPは、単独ではなく相互に補完し合うものとして、今回の避難訓練を通じて得られた改善点などをBCPへ反映し、それに基づいた訓練を行い、いざという時に備えていきたいと思います。
地域生活総合支援センターワークくみのき
SW ~未来への架け橋~
令和6年7月1日
福祉型障害児入所施設さわやかでは、昨年度の開所とともに、SW(ソーシャルワーカー)を配置しています。SWの主な役割は、入所児童の地域移行支援です。
入所児童の多くは、高等部卒業後に地域へと巣立っていきます。その中で、本人が希望する地域生活を実現していくために、SWが架け橋となっていきます。進路先として、グループホーム、生活介護、就労継続支援B型、就労移行、一般就労等、様々な方面で活躍していくこととなります。利用者の意思形成、アセスメントを子ども家庭センターや支援学校と協力、連携し、早期から進めていくことで、より良い移行が実現できると考えています。
昨年度は、高校3年生が15名おり、たくさんの地域との繋がりや社会資源を活用し、地域移行していきました。本人の移行への意思確認を適切に行い、自らの進路に対して、意思決定が出来るように、面談、移行先への見学、体験をしっかりと行ってきました。また、移行後もグループホーム等へのフォローを行い、自らが望む生活が実現できるように支援を行ってきました。
今年度は、13名の入所児童がさわやかを巣立っていきます。入所児童の未来への架け橋になっていけるよう取組んでいきます!!
さわやか
今年の職業訓練始まりました
令和6年6月17日
当センターでは知的障がいのある人を対象とした1年間の職業訓練を行っています。
パン菓子製造科、園芸科、グリーンハーベスト(農業)科の3つのコースがあり、4月9日に新しい訓練生を迎え、今年度の訓練がスタートしました。
始まって2か月ほどが経ち、訓練生の皆さんもようやくINAでの生活に慣れ、作業などに集中することができるようになってきました。これからどんどんできることが増え、社会人としても成長していかれます。来春の就職をめざして訓練生の皆さんも職員も頑張っていきますので、どうぞご期待ください。
さて、早いようですが来年度の訓練生の募集に向けて、障がい者の職業訓練の説明会や、各訓練施設・訓練校の見学会、体験入校などが実施されます。ハローワークや各施設・訓練校のホームページなどで日程などが公開されますので、就職をめざしておられる方、離職されて再就職への準備をされたい方など、是非職業訓練を選択肢の一つに加えていただければと思います。
大阪INA職業支援センター