丘のうえから
施設外就労に取り組んでいます。
平成29年11月20日
おんどの就労継続支援B型では、今年から施設外就労に取り組んでいます。
施設外就労とは、文字通り施設(事業所内)以外で企業や官公庁から請け負った作業を行うことで、就労とありますが雇用契約を交わすものではありません。
今年1月に松原市内にオープンした松原市の公共施設「まつばらテラス(輝)」の清掃作業を松原市内の5つの事業所で1週間ずつ持ち回りをしながら取り組んでいます。
おんど内で行う作業と違って、「まつばらテラス(輝)」を利用している市民の皆様が見ている中での作業なので、正確さやスピード、それに社会でのルールなどを意識して作業する必要があり、やりがいと緊張を感じながら取り組んでいます。施設外就労でたくさんのことを体験して、次のステップに繋げてもらえればと思います。
地域生活総合支援センターおんど
うたって おどって いっしょにたのしもう!第2回いまカーニバル
平成29年11月6日
先日、10月14日に事業所の一大イベントのひとつ、第2回“いまカーニバル”を開催しました。
今年は、あいにくの曇り空でしたが、陽気な音楽が聴こえてくれば、曇り空もへっちゃら。「オレダブエコ」さんが奏でるアフリカ音楽とともに、利用者の皆様と「うたって、おどって」一緒に楽しみました。
キレッキレのダンスを披露いただいた「DNAダンスファクトリー」さん、利用者の皆様に地域の子ども達に“あっ”という間に大人気になった正義のヒーロー「スバルファイブ」さん。また、太鼓と踊りを披露いただいた「北寺方だんじり囃子」さん。地域の伝統文化を感じる時間になりました。
模擬店では、きたおおさか福祉センターエリア(大阪INA職業支援センター、明光ワークス)の協力のもと、美味しいパンや焼きそばをいただきました。
また、地域の福祉事業所の屋台やたこ焼き屋さんにも出店いただき、当日は大盛況のうちに完売となりました。
地域と事業団の支えがあり、第2回いまカーニバルを無事、終えることができました。心から感謝しております。本当にありがとうございました。
第1回の“いまカーニバル”が「サンバ(ブラジル)」。第2回が「アフリカ音楽」。さて、第3回は・・・。どんなテーマになるか実は今からとても楽しみです。
では、第3回“いまカーニバル”でお会いしましょう!
地域生活総合支援センターいま
すくよかなるもの
平成29年10月16日
医療型障害児入所施設、療養介護事業所である「すくよか」は、開所より10年が経過しました。しかし、未だに「すこやか」や「ふくよか」などと間違われることが多く、その都度訂正をお願いしています。
「すくよか」の語源を探ってみると、南北朝時代に作成された歴史物語「増鏡」にまでさかのぼります。「~大和・河内・伊賀・伊勢などより兵ども参り集ふ中に、事の始めより頼み思されたりし楠兵衛正成と言ふ者あり。心猛くすくよかなるものにて~」とあり、ここから施設の名称が採用されました。
「すくよか」の意味を調べると、すくすくと育つさま、丈夫であるさま、心がしっかりしているさま、律儀、無愛想とあります。楠正成の当時の様子を描写した言葉ですが、現在の「すくよか」にも相通じるものがあります。健全で向上心を持ち(育つ)、経営基盤を固め(丈夫)、安定した運営を行い(心がしっかりしている)、利用者の皆様、ご家族の皆様等に真摯に対応し(律儀)、時には寡黙に仕事に集中する(無愛想)。
これからも、重度障がい児者のセーフティーネットとなるべく、精進していきたいと思っています。
すくよか